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フリコミ日記 Vol.3




キルヒアイス 麻雀における席決めというのはとても重要なものなのです、ラインハルト様。
対戦相手、状況、席の配置によってとるべき戦略が変わるからなのです。
戦略についてはまた別に述べさせていただきます。 ここでは席決めについてご説明いたします。
麻雀では、東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペイ) の4つの席がございます。 これら4つの席にしか座る事はかないません。 そしてゲームが終わるまで席を移動することもありません。
席の決め方は正式なものもございますが、くじ引きつかみ取りがよろしいでしょう。 東、南、西、北の雀牌を裏返して混ぜてから引くのです。
東を引いた人がまず好きな席に着きます。 東が決まれば他の席も必然的に決まります。 時計の反対まわりに、東、南、西、北と座ります。
座った時に左の人を「上家(かみちゃ)」
     右の人を「下家(しもちゃ)」
     正面の人を「対面(といめん)」と呼びます。
即ち、東の人から見ると上家は「北」
           下家は「南」
           対面は「西」となります。

自分が東の場合      (対面)
                西
         (上家)北■南(下家)
                東
             (自分)   となります。

そして麻雀はすべて時計の反対まわりにゲームが進行いたします。
ラインハルト ところでキルヒアイス!
このような俗なゲームを作ったのはいったいどこのどいつだ?
キルヒアイス はい。
西暦1850年頃に中国(清)で、 浙江省寧波出身の陳魚門(チン・イーメン)という方がお作りになられました。
正式名称は「清麻雀」と申します。
原型は760年頃の唐時代の文字絵合わせ「葉子戯(エーツーシー)」で、 語源は1621年の明時代に葉子戯が発展して完成した「馬吊(マーチャオ)」 という説が有力です。
その後「遊湖(パーコ)」「江西紙牌(チャンシーパイ)」などに変化して・・・。
ラインハルト もういい! わかった!!
歴史はお前にまかせて、オレは未来を作るとしよう。





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