[ HOME | ジャンダムトップ | 機動雀士ジャンダム 前ページ 次ページ ]


機動雀士ジャンダム Vol.6


now printing





No.051
機動戦士Zガンダム byキャスバル兄さん


『第15話 カツの出撃』より

シャア 「さすがだなぁ、
裸単騎という機動性の無いものを、オープンリーチにぶつけるとは。」

アムロ 「なぜ、雀荘に戻ってきたのです?」

シャア 「君を笑いにきた・・・。
そう言えば、君の気が済むのだろう?」

アムロ 「好きで焼き鳥になったのではない!
それはあなたにだって解るはずだ。」

シャア 「しかし、差し込みが欲しいわけでもないのだろう?
ならば、外ウマの期待にも応えるアムロ・レイであってほしい。
それが、私に言える最大の言葉だ。」

アムロ 「なぜ、雀荘へ戻ってきたのだ?」

シャア 「ララァの魂は雀荘に漂っている。
裏社会にはいないと思った。」

アムロ 「ララァ・・・。」

シャア 「自分の殻に閉じこもっているのは、地九連宝政府に、いやクイターンズに手を貸すことになる。」

アムロ 「手積みでなければ、出来ない相談だ!」

シャア 「籠の中の鳥は鳥打の道具でしかないと覚えておいてくれ。」



熱の脱出 No.052
機動戦士Zガンダム byキャスバル兄さん


『第20話 灼熱の脱出』より

カミーユ 「フォウ…僕は君に言い残した事がある。」

フォウ 「何?あたしに?」

カミーユ 「僕の両親の事だ。
僕の両親はテンーゴとクイターンズのトップ争いに巻き込まれて飛んだんだ。
僕の目の前で。
父は雀卓の設計者だった。
全自動卓だって父が設計をした。
母だって象牙工学の専門家で、ブラック雀牌の開発に協力をしていた。
父には危険牌があった。
母はそれを知っていたけど何も言わなかった。
何故だと思う?」

フォウ 「何故?」

カミーユ 「母はダマが面白かったのさ・・・。
幼なじみの子が、母親代わりに僕に言うんだよな。
『牌を噛む癖をやめなさい、カミーユ!』って。いつもだ。
『カミーユやめなさい!』って。僕にはそれが嫌だった。
だってさ、カミーユってのはダンベエの名前だ。
大っ嫌いだったよ、ずうっと。」

フォウ 「それで?」

カミーユ 「そう、だから僕は空切りをやった。
小手返しもやったし、グラサイを作ったりもした。
雀士の証明を手に入れたかったんだ。」

フォウ 「カミーユ・・・。」

カミーユ 「俺・・・俺は何を喋ってるんだ・・・
フォウ! 俺・・・何でこんな事を・・・。」

フォウ 「カミーユ・・・。
カミーユ、もう一度だけ聞いていい?
今でもカミーユって名前嫌い?」

カミーユ 「好きさ。自分の名前だもの。」

フォウ 「そう・・・互いの雀卓に戻りましょう。
全自動卓はあなたにふさわしくないわ。」

チャラ(立直棒をカミーユに突きつける)

カミーユ 「本気なのか、フォウ?
フォウ!」

フォウ 「出ていって! もういい!」

カミーユ 「フォウ、でも・・・。」

フォウ 「今度引っ掛けたら、今度頭ハネしたら、本当に撃つわ。
いいわね!」

(カミーユ卓を去る)

フォウ 「カミーユ・・・。
これでもう、脱がないですむという事・・・。」



ムロ脱走 No.053
TV series by 安室 零


カツカツカツカツ・・・・

フラウ・ボウ 「あ、アムロッ! ・・どこ切るの?」

アムロ 「オーラスを降りるんだ。 元気でな。」

フラウ・ボウ 「え?! 何??」

アムロ 「勝負を降りるんだよ。」

フラウ・ボウ 「どうしたの?」

アムロ 「ブライトさんとミライさんがマワシ打ちは不必要だって言うんだ。
・・・だからオーラスを降りるんだよ。」

フラウ・ボウ 「ちょ・・・ちょっとー!!」

アムロ 「止めるなー!!!!」

フラウ・ボウ 「アムロー!」

アムロ 「う・・・ひ・・ひっく・・・。」

オペレーター 「ブライトさん! 安牌が発進します!!
勝負せよ!!ジャンダム! 危険牌は何か?
ジャンダム!!応答せよ!!」

ブライト 「マーカー!! 打牌を止められんのか?!」

オペレーター 「無理です! ドラアンコ発進!!」

フラウ・ボウ 「ドラです・・・ドラアンコがー!
・・アムロー!!!」

ブライト 「アムロめ・・・・・。」



イ発進 No.054
TV series by 安室 零


セイラ 「カイ・シデン、聞こえて?
3巡でリーチ、よろしい?」

カイ 「よろしくもよろしくないもないんだろ?
いつでもいいよ。 えーっと、セ・・セイラさんね。」

セイラ 「よけいな鳴きは入れないで!
千点棒設置、リーチです!」



断のワッケイン No.055
TV series by 安室 零


ワッケイン 「テンパイをこの場で固定。
各牌、リーチ体制をとれ!!
打牌スタンバイ! 千点棒下ろせ!!
照準、トップからの満直!! 発射!!!!」



まったれるな! No.056
TV series by 安室 零


ブライト 「ドラの性能をあてにしすぎる!
リーチはもっと有効に行うべきだ!!」

アムロ 「な!・・なにっ!」

ブライト 「あまったれるな!!!
配牌を任されたからには貴様は雀士なのだ!
この点棒を守る義務がある!!!」

アムロ 「い・・・言ったな!」

ブライト 「こう言わざるを得ないのが現在の我々の順位なのだ!
アガれなければ今からでも親を降りるんだな。」

フラウ・ボウ 「ブライトさん!!」

アムロ 「アガれるとは言えない・・
け・・けど、通すしかないんだ!
僕には安牌が・・・」

ブライト 「握ってくれてもいいよ・・・
一発ツモの整備をしておけ!!
人を使ってもいい!
アムロ君、君が全ツッパになってな!」



ロッコの狙い No.057
機動戦士Zガンダム byキャスバル兄さん


『第21話 ゼータの鼓動』より

マウアー 「無礼を承知でお聞きします。
シロッコ大尉は何が狙いで?」

シロッコ 「私の使命は、面前に魂を惹かれた人々を解放することだと思っている。」

マウアー 「それはテンーゴの目的です。」

シロッコ 「違うな。
アリアリだと騒ぎ立てながら、テンーゴだって裏ドラに縛ら れている点では、地九連宝の人々と変らん。
不服そうだな、ジェリド君。」

ジェリド 「ご自分がNT雀士だと仰るのでしょうか?」

シロッコ 「私は、私がいなければ、標準ルールは変わらないと感じているにすぎ ない。
ジャミトフは、面前に惹かれている人々を根絶やしにするために、地九連宝のルールをワレ目にした。」

ジェリド 「えっ!」

シロッコ 「インフレを起こして、地球の点棒を徹底的に窮地に追い込めば、地球上のオールド雀士はハコ割れをしていなくなる。」

マウアー 「それでは、表面的にはテンーゴの目的と同じように見えますが。」

シロッコ 「問題は、その後だ。
半荘の後、誰と差し馬を握ったかで順位はどうにでもなる。
その時にコンビを務める天才が必要だと思えんか?」

ジェリド 「それをあんたが?」

シロッコ 「戦後の麻雀を支配するのは御祝儀だと思っている。」



事をして! No.058
機動戦士Zガンダム byキャスバル兄さん


『第50話 宇宙を駆ける』より

ファ 「カミーユ、麻雀すんだのでしょ?
カミーユ、返事をして!」

カミーユ 「あっ!大きな星がついたり消えたりしている。
あははっ、大きい。
彗星かなぁ?いや違う、違うな、
彗星はもっとこうバァーって動くもんな・・・。」

ファ 「あぁ・・・、
ブライト艦長、カミーユ・ビダンが・・・。
そう・・・おまえも役満に振り込んだのね・・・。」



信を持って! No.059
TV series by 安室 零


セイラ 「アムロ、誰だって自信があって打っているんじゃないわ!
でもね、アムロ、
あなたには西入があるわ、自信を持って。
ウラドラ、開くわよ!!」



ャンダム大地に立つ! No.060
TV series by 安室 零


(アムロ、ジャンダムに乗り込む)

アムロ 「こいつ・・・ツモるぞ!?
ドラだ・・・トイツか?
すごい・・5翻以上のエネルギーゲインがある!
打ってみるさ!!
これだけか? こいつだ! 間に合うか?
引っかけと・・・マタギか!」

  ドガーン!!

ブライト 「急げ! 早くツモを!!」

兵士 「ホンイツベース! 早く發ポン出来ませんか?」

兵士 「出来るわけないだろ!! サイド側の危険牌を鳴かなきゃな!!」

艦長 「安牌は全部出たのか?」

兵士 「はっ! 雀士も点棒収容に降ろさせました。」

艦長 「サイドの中から攻撃とはな・・・。」

  (ジャンダム動く)

アムロ 「あ・・立ち上がって・・・と!、対面だ!!
な・・鳴きは? あ!あー!!」

  ババババババババ!!!!!!

ジーン 「デ、デニム曹長!!
て・・敵のモビル雀士がツモり出しました!!」

デニム 「う!?・・な、何!?
みんなクズ牌ばかりだと思っていたが!?」

ジーン 「いや、まだよくツモれんようです。
やります!」

  ドドドドドドド!!!!!!!

アムロ 「来たー!!」

ジーン 「な、なんてモビル雀士だ!!
セオリーをまったくうけつけません!」

アムロ 「見てろよ、ザコめ!!」

  プシュー!!

デニム 「我々はテンパイが任務なんだぞ!
鳴くんだジーン!!」

ジーン 「何言ってるんです!
ここで飛ばさなければ敵はますます、うぁ!?」

デニム 「うぉおーっ! ハッた!?」

  ・・・グオーン!

アムロ 「く・・・ハ、ハッてくれ・・・!!
ハれよっ!!
・・・これか!? いけっ!!」

  ガガガガガガー!!!!

兵士 「技師長! 味方のモビル雀士がツモり始めました!!」

ティム・レイ 「ツモる?
なんてテンパイのしかただ!!
誰がコックピットにいる?」

アムロ 「あ!? ダマがバレた・・!!」

ジーン 「やってやる・・・
いくらテンパイが早くたって!!」

アムロ 「き、来たー!! ・・・う・・あああ・・!」

ジーン 「へっ・・おびえていやがるぜ!!
このモビル雀士!
う・・・うおお!!!!」

  ドガー!!!!!

  (ジャンダム、ジーンから当たる)

ジーン 「うあぁ・・うあぁぁ・・!!」

デニム 「あれが連邦軍のモビル雀士のアガリなのか!!!」

アムロ 「す・・・すごい!!!」

  ゴゴゴゴゴゴ・・・

アムロ 「あ!? 逃がすものか!!
や・・役はないのか? 役は・・?
!?、これか!!」

デニム 「ジーン!
スレンダーが待っている所までオナテンできるか?」

ジーン 「ポンカスが使えますから、見えます!
オナテンします!!」

アムロ 「逃がすものかー!!!」

ジーン 「うわあぁーっ!!!!」

アムロ 「ああああぁーっ!!!!」

  ズバッ!!
チュドーン!
(ジャンダムツモ上がる)

  (ジーンぶっ飛ぶ)

アムロ 「うわあぁー!!!」

ティム・レイ 「うわぁー!!」
(ティム・レイもぶっ飛ぶ)

アムロ 「モ、モビル雀士のツモ上がりをやればサイド7もやられちゃうかもしれない・・
ど・・どうすればいいんだ!!」

デニム 「えーい!! よくもジーンを!!」

アムロ 「チィッ、どうする?
トップだけを狙えるのか?
今度ザコをバカヅキさせたら再度勝負に来る気がなくなっちゃう!!」

  グサー!

  (デニム直撃、ぶっ飛びハコワレ終了)

アムロ 「ぅ・・・ぅぁぁー!!」

ブライト 「ミンカンしてホンイツ北發へ急がせろ!!」

兵士 「はっ!!」

兵士 「点棒の流出は止まったようです!」

ブライト 「ジャンダムのチーポンは?」

兵士 「正規の雀士がほとんどやられてしまったようで進んでいません。」

ブライト 「あれにも打ってもらおう。」

兵士 「は?」

ブライト 「正規の雀士だろうとなんだろうと手伝ってもらわなければなるまい!」

  ドガッ

  (シャアの援護攻撃)

アムロ 「ん!? 何だ?」

兵士 「おわーー!!!」
(兵士飛ばされる)

シャア 「スレンダーは?」

ドレン 「7局目をダッシュしてホンイツに向かっております!!」

シャア 「みとめたくないものだな・・・
自分自信の
バカさ故の、カラ待ちというものを・・・」





[ HOME | ジャンダムトップ | 機動雀士ジャンダム 前ページ 次ページ ]



作品への 叱咤激励・美辞麗句 をお待ちしています♪

[ お客様の掲示板へ ]