■n!の桁数の近似式
タイトルにある近似式は,高校3年生のときに考えました。
そして大学生のときに数学セミナーに応募して,1980年7月号に掲載されました。
当時はPCも電卓もなく,丸善対数表(7桁)を使って計算しました。
掲載されてから思ったのですが,Mnの近似式には,次のように2を加えておくべきでした。
Mn=[nlog(n/e)]+2
Mathematicaで計算した結果を比較のために載せておきます。
不思議なことに10n!の桁数には,
1-log10e=0.565705518096748172348871081083
が現れています。

nNnMn(Nn-Mn)/n
10770
1021581580
103256825671×10-3
10435660356591×10-4
1054565744565722×10-5
106556570955657072×10-6
10765657060656570573×10-7
1087565705577565705534×10-8
109856570552385657055203×10-9
101095657055187956570551825×10-10
1011105657055181610565705518115×10-11
101211565705518104115657055180986×10-12
10131256570551809751256570551809696×10-13
1014135657055180968313565705518096767×10-14
101514565705518096757145657055180967507×10-14

(2002.11.5)
(2013.6.6)
n!.jpg