■趣味の数学問題集・A問題
  1. (中学生向け)
    三角形ABCの∠Aの二等分線とBCとの交点をD,
    BCの延長上に点Eを,∠DAE=90°となるよう
    にとる。△ABD=a,△ADC=b(a>b)のとき,
    △ACEの面積を求めよ。
  2. (中学生向け)
    △ABCにおいて,AC,ABをa:bに内分する点をそれぞれD,Eとし,
    BDとCEの交点をPとすると,AP=CP=a,BP=√(a2+b2)であった。
    △ABCの面積を求めよ。
    例として,a=3,b=4のとき,△ABCの面積を求めよ。
  3. (中学生向け)
    △ABCの重心をGとする。AB=CG=a,BG=bのとき,
    △ABCの面積を求めよ。

  4. ひもを2つに切り,一方で円を,もう一方で正方形を作る。
    このとき,円と正方形の面積和を最小にするには,ひもを
    どの様に切ればよいか。

  5. 鋭角三角形ABCのBC,CA,ABの中点をそれぞれD,E,Fとする。
    EF,FD,DEを内折りにし,頂点A,B,Cを重ねてできる四面体
    A-DEFの体積を求めよ。

  6. a>0のとき,x=(1+1/a)a+1,y=(1+1/a)aより,aを消去しx,yの関係式を求めよ。


  7. 三角形ABCについて,BCを3:4に内分する点をD,CAの中点をE,
    ADとBEの交点をG,CGとABの交点をFとすると,GD=9,GE=14,
    GF=15であった。このとき,三角形ABCの面積を求めよ。

  8. 正方形ABCDにおいて,BCの中点をE,CDを2:1に内分する点をF,
    点AからEFに引いた垂線とCD,EFとの交点をそれぞれG,Hとし,
    △FHG,四角形CGHE,四角形AHFD,四角形ABEHに内接する
    4つの円を順にP(r1) ,Q(r2) ,R(r3) ,S(r4) とするとき,r1:r2:r3:r4
    を求めよ。

  9. (1)  1辺aの正方形ABCDの頂点B,Cを中心とし,半径aの円を
    正方形内に描き,その各弧上に点P,Sをもち,かつ,
    BC上に2点Q,Rをもつ正方形PQRSを描く。
    このとき,PSに接し,かつ2つの弧に内接する円Tの
    半径をaを用いて表せ。
    (2)  1辺aの正方形ABCDの頂点B,Cを中心とし,半径aの円を
    正方形内に描き,その各弧上に点Q,Rをもち,かつ,
    BCの中点Pをもつ正三角形PQRを描く。
    このとき,QRに接し,かつ2つの弧に内接する円Sの
    半径をaを用いて表せ。

  10. 次を証明せよ。
    (1)  点Oで交わる2つの線分AB,CDについて,OA=OC,OB=OD,
    ∠AOC=60°である。3点P,Q,RをそれぞれOA,DO,BC上に
    OP/OA=DQ/DO=BR/BCとなるようにとると,三角形PQRは
    正三角形となる。
    (2)  点Oで交わる2つの線分AB,CDについて,OA=OC,OB=OD,
    ∠AOC=90°である。点D,Eを四角形AOCE,BODFが正方形
    になるようにとる。
    4点P,Q,R,SをそれぞれOA,DO,FC,BE上に
    OP/OA=DQ/DO=FR/FC=BS/BEとなるようにとると,
    四角形PQRSは正方形となる。
    (3)  点Oで交わる2つの線分AB,CDについて,OA=OC,OB=OD,
    ∠AOC=108°である。点E,F,G,Hを五角形AOCEF,BODGH
    が正五角形になるようにとる。
    5点P,Q,R,S,TをそれぞれOA,DO,GC,HE,BF上に
    OP/OA=DQ/DO=GR/GC=HS/HE=BT/BFとなるようにと
    ると,五角形PQRSTは正五角形となる。
  11. (中学生向け)
    三角形OABのOA上に5個の点A1,A2,・・・,A5をOに近い
    ところから,OB上に5個の点B1,B2,・・・,B5をOに近い
    ところから,⊿OA1B1
    =⊿A1B1B2=⊿A1A2B2
    =⊿A2B2B3=⊿A2A3B3
    =⊿A3B3B4=⊿A3A4B4
    =⊿A4B4B5=⊿A4A5B5
    =⊿A5B5B=⊿A5AB
    となるようにとる。
    OA=9,OB=8のとき,OA1,OB1を求めよ。

  12. 1辺aの正方形ABCDの頂点B,Cを中心とし,
    半径aの円を正方形内に描き,さらに,
    次のとおり8個の円を正方形内に描く。
    弧BD,弧AC,BCに接する円をE(e),
    弧BD,弧AC,CDに接する円をF(f),
    弧BD,弧AC,DAに接する円をG(g),
    弧BD,弧AC,円Eに接する円をH(h),
    弧AC,円E,BCに接する円をI(i),
    弧BD,弧AC,円Fに接する円をJ(j),
    弧AC,円F,CDに接する円をK(k),
    弧AC,円E,円Iに接する円をL(l)とする。
    このとき,円E,F,G,H,I,J,K,Lの半径を
    それぞれaを用いて表せ。

  13. 2014年から始まるn個の西暦の中から,1個を除き,平均を計算すると2046+1/13となった。
    除いた西暦を求めよ。

  14. (中学生向け)
    1,2,3,・・・,n(nは奇数)の中から1個m(1≦m≦n)を除き,平均をとるとmになった。
    mを求めよ。

  15. (1)  1辺aの正方形ABCDの頂点B,Cを中心とし,半径aの円を
    正方形内に描き,その各弧上に点G,Jをもち,かつ,
    BC上に2点E,Fをもつ正六角形EFGHIJを描く。
    このとき,HIに接し,かつ2つの弧に内接する右図の円Kの
    半径をaを用いて表せ。
    (2)  1辺aの正方形ABCDの頂点B,Cを中心とし,半径aの円を
    正方形内に描き,その各弧上に点S,Tをもち,かつ,
    BC上に2点P,Qをもつ正六角形PQRSTUを描く。
    このとき,STに接し,かつ2つの弧に内接する右図の円Vの
    半径をaを用いて表せ。
  16. (中学生向け)
    正方形ABCD内にCを中心とする扇形CBDと,BCを直径とする半円を描く。
    半円上に点Eを取り,CEと扇形の交点をFとすると,∠ABF=∠EBFである
    ことを証明せよ。

  17. 正三角形ABCとその頂点Aを通る円Tとの共有点が,図のようにP,Q,R,Sで,
    AP=7,QR=2,AS=5であるとき,正三角形の1辺と円の半径を求めよ。
  18. (中学生向け)
    三角形ABCの外接円と三角形
    ABCの3つの内角の二等分線の
    交点をそれぞれD,E,Fとする。
    点Dを通りEFに平行な直線をl1
    点Eを通りFDに平行な直線をl2
    点Fを通りDEに平行な直線をl3
    とする。
    l2,l3の交点をL,
    l3,l1の交点をM,
    l1,l2の交点をNとする。
    このとき,三角形ABCの内心I
    と三角形LMNの外心は一致
    することを証明せよ。

  19. BC=27,AC=8,∠BCA=90°である△ABCについて,
    ABの中点をDとする。BCの延長上に点Eをとり,EAの
    延長上に点Fを,FB⊥BEとなるようにとる。DE=DFの
    とき,EFの長さを求めよ。

  20. 3つの平行線l1,l2,l3が図のように与えられている。
    l1,l2,l3上に順に1点ずつA,B,Cをとり,
    正三角形ABCを作図せよ。

  21. 1辺の長さがaの正方形ABCDの中心をOとする。
    各頂点を中心としてOを通る4つの円を正方形内
    に描くときにできる4つの花弁の面積(斜線部分)
    を求めよ。

  22. 1辺の長さがaの正方形ABCDとこれをその中心の周りにαだけ
    回転させた正方形EFGHとの共通部分の面積をSとする。
    (1) Sを求めよ。
    (2) Sが正方形の5/6になるとき,sinαの値を求めよ。

  23. 半径1の円に正三角形ABCと正方形DEFGが内接している。
    次の場合について,正三角形と正方形の重なった部分の
    面積を求めよ。
    (1) BC∥EF
    (2) 点A,Gが一致

  24. 1辺の長さがaである正六角形ABCDEFの4辺AB,
    CD,DE,FAの中点をそれぞれG,H,I,Jとし,GE
    とCJの交点をK,BIとCJの交点をL,BIとHFの
    交点をM,GEとHFの交点をNとする。
    次の面積を求めよ。
    (1) 四角形AGKJ
    (2) 四角形GBLK
    (3) 三角形BCL
    (4) 四角形KLMN

  25. 1辺の長さがaである正方形ABCDの辺AB,BC,
    CD,DAの中点をそれぞれE,F,G,Hとし,EDと
    AFの交点をI,AFとBGの交点をJ,BGとCHの
    交点をK,CHとEDの交点をLとする。
    次の面積を求めよ。
    (1) 三角形AEI
    (2) 四角形AILH
    (3) 四角形IJKL

  26. nは5以上の奇数とする。円周上にn個の点をとり,1つおきに繋いでできる星形多角形の内角の和(赤い角の総和)を求めよ。
    n=5
    n=7
    n=9

  27. nは5以上の奇数とする。円周上にn個の点をとり,(n-1)/2個おきに繋いでできる星形多角形の内角の和(赤い角の総和)を求めよ。
    n=5
    n=7
    n=9

  28. 正方形ABCDを右の図のように5つの長方形で分割する。
    周りの4つの長方形の面積が等しいとき,中央の長方形
    は正方形になることを証明せよ。

  29. (1-i)2014を計算せよ。ただし,iは虚数単位で,2の累乗は計算しないでそのままの形でよい。

  30. 2定点A,Bからの距離の比がm:n(m≠n)である点Pの軌跡は,円になることが知られている(アポロニウスの円)。
    その円の中心は,線分ABをm2:n2に外分する点であることを証明せよ。

  31. 与えられた三角形ABCの外部に,∠APB=45°,∠APC=30°となる点Pを作図せよ。
    (右図の通り,2通りある。)

  32. 1辺の長さがaである正八角形ABCDEFGHの4辺
    AB,DE,EF,HAの中点をそれぞれI,J,K,Lとし,
    DLとFIの交点をP,DLとBKの交点をQ,HJとBK
    の交点をR,HJとFIの交点をSとする。
    四角形PQRSの面積を求めよ。

  33. 3つの同心円が図のように与えられている。
    同心円の外側から周上に順に1点ずつA,B,Cをとり,
    正三角形ABCを作図せよ。

  34. 半径r,中心角60°の扇形OABに,(ア),(イ),(ウ)のように正方形を内接させる。
    (ア)の正方形CDEFは,DE∥ABである。
    (イ)の正方形GHIJは,Jが弧ABの中点である。
    (ウ)の正方形KLMNは,辺LMがOA上にある。
    このとき,それぞれの正方形の1辺を求めよ。
    (ア)(イ)(ウ)

  35. (中学生向け)
    三角形ABCの外心をO,垂心をHとする。
    OからBCに下ろした垂線の足をMとする
    とき、AH=2OMを証明せよ。

  36. 図のように,4直線k,l,m,nは平行で,
    点Aは直線kの上側に,点Bは直線nの
    下側にある。点Cを直線k上にとり,
    Cから直線lに下ろした垂線の足をDと
    する。また,点Eを直線m上にとり,
    Eから直線nに下ろした垂線の足をFと
    する。このとき,AC+CD+DE+EF+FB
    が最小になるようなAC,CD,DE,EF,FB
    を作図せよ。

  37. 水平な地にある3つの観測点A,B,Cはこの順に
    一直線上にあり,AB=BC=a(km)である。
    ある時刻にこの3地点から飛行機(P)を見ると,
    仰角がそれぞれα,β,γであった。
    飛行機の高度(PQ)(km)を求めよ。

  38. △ABCについて,BCの中点をD,BC=a,CA+AB=eとする。
    ADが最小になるとき,△ABCの面積を求めよ。

  39. 4直線k,l,m,nは,図のようにk∥l,
    m∥nである。点Aは直線kの上側に,
    点Bは直線nの下側にある。点Cを直線
    k上にとり,Cから直線lに下ろした垂線
    の足をDとする。また,点Eを直線m上に
    とり,Eから直線nに下ろした垂線の足を
    Fとする。このとき,AC+CD+DE+EF+FB
    が最小になるようなAC,CD,DE,EF,FB
    を作図せよ。

  40. 川岸k,lが平行である川と,
    川岸m,nが平行である川が,
    図のように合流している。
    川岸kの上方にA地点,川岸lとm
    の間にB地点,川岸nの下方にC
    地点がある。AからB,BからC,
    CからAに最短で行けるように
    川に橋を架けたい。ただし,
    橋は川に対して垂直に架けられ
    るものとし,人一人が通れる幅
    とする。図に,AからB,BからC,
    CからAに最短で行ける経路を
    図示せよ。

  41. 半径1,中心角120°の扇形OAB
    内に図のように等円P,Qを内接
    させ,さらに円Rを円P,Qに
    外接させOA,OBに内接させる。
    このとき,
    (1) 円Pの半径を求めよ。
    (2) 円Rの半径を求めよ。

  42. 正三角形ABC内に図のように
    4つの円が含まれている。
    円Pは,AB,BCに接し,半径3
    円Qは,BC,CAに接し,半径3
    円Rは,CA,ABに接し,半径1
    円Sは,円P,Q,Rに外接し,
    半径2である。
    正三角形の1辺を求めよ。

  43. 正三角形ABC内に図のように
    4つの円が含まれている。
    円Pは,AB,BCに接し,半径a
    円Qは,BC,CAに接し,半径a
    円Rは,CA,ABに接し,半径b
    円Sは,円P,Q,Rに外接し,
    半径cである。
    正三角形の1辺を求めよ。

  44. A=90°の△ABCについて,ABの中点Dから
    BCに下ろした垂線の足をEとする。
    BE=1,EC=5のとき,AEを求めよ。

  45. △ABCの頂点B,Cを通る円と,AB,ACとの交点をD,Eとする。
    BC上に点F,Gを,DF∥AC,EG∥ABとなるようにとる。このとき,次を証明せよ。
    (1) 4点D,E,F,Gは同一円周上にある。
    (2) 四角形DBGE:四角形DFCE=AB2:AC2
     

  46. △ABCのBC上に点Qをとり,点PをAB上にPQ∥ACとなるように,
    点RをAC上にRQ∥ABとなるようにとる。平行四辺形APQRの面積が
    最大になるとき,点QはBCの中点であることを証明せよ。

  47. 右の図のように定円Oと定直線lがある。
    点Aは直線lに平行な直径より上の方の
    円周上にとる。
    点Aから直線lに交わる直線を引き,円O
    と直線lとの交点をそれぞれB,Cとする。
    このとき,AB=BCとなる点Bを円周上に
    求めよ。(作図せよ。)

  48. 円O外の1定点Pより割線PABを引き,
    PA=ABとなる点Aを求めよ。
    (図示せよ。)

  49. 円O外に2定点A,Bがあり,直径CDを
    引いてAC=BDとなる点Cを求めよ。
    (図示せよ。)

  50. 図のように2直線l,mは平行で,直線lの上方に点Pがある。
    点Pからmに下ろした垂線の足をHとする。
    点Pを通る直線と,l,mとの交点をそれぞれA,Bとする。
    AB=BHとなる直線PBを引け。(作図せよ。)