■趣味の数学問題集・A問題

  1. 大小2つの同心円の大円に,
    図のようにAB=BC=CDと
    なる弦ADを作図せよ。

  2. 正方形ABCD内にAP:CP=1:2,BP:DP=3:4となる点Pを
    図示せよ。

  3. 1直線lの同じ側に2円A,Bがある。l上に1点Pを求めて,
    Pからこの2円に接線PD,PEを引き,これとlとのなす角
    が等しくなるようにせよ。
    また,このような点Pはいくつあるか。

  4. 直線lの同じ側に2円Q,Rがあり,半径はそれぞれ3,2,
    中心距離QR=7,円の中心Q,Rから直線lに下ろした垂線の
    足をそれぞれH,Iとすると,QH=6,RI=4であった。
    l上の点Pから2円に引いた接線の長さが等しくなるとき,
    (1) 接線の長さAPを求めよ。
    (2) HP:PIの比を求めよ。
  5. (中学生向け)
    2円O,Pの一方の円の中心からもう一方の円への
    接線を互いに引く。
    このとき,図の弦ABと弦CDの長さは等しい。
    (眼球の定理)

  6. 2点A,Bの中点Mを,コンパスのみで作図せよ。

  7. 六角形ABCDEFの面積を点Aを通る線分APで
    二等分したい。点Pを辺上に求めよ。

  8. 三角形ABC内に点Sを,∠SAB=∠SBC=∠SCAとなるようにとる。
    (1) 点Sを作図で求めよ。
    (2) ∠SAB=ωとおくとき,1/tanω=1/tanA+1/tanB+1/tanC
     を証明せよ。
    (3) ω≦30°を証明せよ。

  9. 半径5の円O内に点Pを,OP=4となるようにとる。
    点Pを通り,長さ8の弦ABを作図せよ。

  10. 図のように2円O,Pがあり,円Oの周上の点Aを通る
    直線を引いて,2円との交点を図のように,B,C,D
    とする。AB=CDとなる線分ADを作図せよ。

  11. 3つの箱の中に合計n個のボールが入っている。
    どの箱にも同じ個数のボールが入っている確率を求めよ。


  12. (1) 半径rの円Oの外周に図のように12個の等円A,B,・・・,Lを
    互いに外接するように配置する。
    円Aの半径を求めよ。
    (2)半径rの円Oの内周に図のように12個の等円A,B,・・・,Lを
    互いに外接するように配置する。
    円Aの半径を求めよ。

  13. 与えられた4点A,B,C,Dを4つの辺上に持つ正方形PQRSを作図せよ。

  14. 円内に2点P,Qが図のように与えられている。
    直角三角形の直角をはさむ辺の一方がPを含
    み,他方の辺がQを含むように,その円内に
    内接する直角三角形を作図せよ。

  15. 2点A,Bで交わる2円について,Aを
    通る直線と2円との交点を図のよう
    にC,Dとする。
    AC=ADとなる線分CDを作図せよ。

  16. 与えられた三角形ABCと等積な正方形CDEFを作図せよ。

  17. 与えられた三角形ABCと等積な正三角形CDEを作図せよ。

  18. C=90°である△ABCの各辺を1辺にもつ正方形
    ABDE,BCFG,CAHIを△ABCの外側に作る。
    このとき,DG2+EH2=5AB2を証明せよ。

  19. 文字a,b,cがそれぞれn個ずつ合計3n個ある。
    次の場合に,同じ文字が隣り合わないように1列に並べる順列の総数を求めよ。
    (1) n=2のとき
    (2) n=3のとき
    (3) n=4のとき


  20. △ABCと等積な∠Aを共有する
    直角三角形ADEを作図せよ。

  21. 3辺の比BC:CA:AB=2:1:√3である三角形ABCについて,
    BCを1辺とする正方形BDECを△ABCの外側につくる。
    DE上に点Pを,APが五角形ABDECの面積を二等分するように
    とる。
    (1) 点Pの位置を作図によって求めよ。
    (2) DP:PE=1:kとおくとき,kの値を求めよ。
  22. (中学生向け)
    △ABCのBCを1辺とする正方形BDECを△ABCの外側につくり,
    BCからDEに下ろした垂線の足をH,AHとBCの交点をIとする。
    DE上に点Pを,APが五角形ABDECの面積を二等分するように
    とる。
    (1) 点Pの位置を作図によって求めよ。
    (2) △ABC,長方形BDHI,長方形IHECの面積をそれぞれS1
    S2,S3とおくとき,DP:PE=(S1+S3):(S1+S2)となることを証明
    せよ。

  23. (中学生向け)
    正方形ABCDの辺BC,DAの中点をそれぞれM,Nとする。
    ACとBNの交点をP,AMとBDの交点をQ,
    ACとDMの交点をR,BDとCNの交点をPとする。
    このとき,正方形ABCDは4つの直線PS,QR,PQ,SR
    によって9個の合同な正方形に分割されることを証明
    せよ。
  24. (中学生向け)
    ∠A=90°である直角二等辺三角形ABCの3辺BC,CA,
    ABをm:nに内分する点をそれぞれL,M,Nとする。
    このとき,LM,LN,AM,ANを直径とする4円は,1点Pで
    交わることを証明せよ。

  25. 交わる2直線a1x+b1y+c1=0…①,a2x+b2y+c2=0…②について,
    ①から距離h1,②から距離h2である点は4個考えられる。
    それらの4点を頂点とする四角形の面積を求めよ。

  26. (中学生向け)
    ∠A=90°の直角二等辺三角形ABCのBCの中点をDとし,右の図
    のように直角二等辺三角形DEFを,EF上に点Aがあるようにつくる。
    ABとDFの交点をG,ACとDEとの交点をHとする。BG=a,CH=bと
    おくとき,EFを求めよ。
  27. (中学生向け)
    ∠A=90°の△ABCについて,BCの中点をD,CA,AB上に
    それぞれ点E,Fを,∠FDE=90°となるようにとる。
    (1) BC=10,DE=3,DF=4のとき,△ABCを作図せよ。
    (2) △ABCの面積を求めよ。

  28. ∠A=90°,BC=aである△ABCについて,BCの中点Dを
    頂点に持つ1辺tの正三角形DEFが△ABCに内接している。
    △ABCの面積を,a,tを用いて表せ。

  29. x2=x1-2a(ax1+by1+c)/(a2+b2), y2=y1-2b(ax1+by1+c)/(a2+b2)
    のとき,
    x1=x2-2a(ax2+by2+c)/(a2+b2), y1=y2-2b(ax2+by2+c)/(a2+b2)
    となることを証明せよ。

  30. 直交座標に2つの動点P,Qがある。P,Qの速さの比はp:qで,
    一定の速さで点Pはx軸上を,点Qはy軸上をそれぞれ正の向き
    に進む。点P,Qの初めの位置をそれぞれA0,B0,1秒後の位置
    をそれぞれA1,B1,2秒後の位置をそれぞれA2,B2,…,n秒後
    の位置をそれぞれAn,Bnとする。
    A0B0=d0,A1B1=d1,A2B2=d2のとき,次の問いに答えよ。
    (1) P,Qの秒速をそれぞれ求めよ。
    (2) AnBnを求めよ。

  31. 四角形ABCDの各頂点より対角線に下ろした垂線の足を
    E,F,G,Hとすると,四角形EFGHは四角形ABCDと相似
    であることを証明せよ。

  32. 3式
    2c{(a/2)2+y2-x2}=(c2+a2-b2)y…①
    2b{(a/2)2+z2-x2}=(a2+b2-c2)z…②
    bc{(c-y)2+(b-z)2-2x2}=(b2+c2-a2)(c-y)(b-z)…③
    より,y2+(c-y)2=z2+(b-z)2 を導け。
    ただし,文字はすべて正の数とする。

  33. Zを整数の集合とする。
    (1) 集合A={n|n=a2+b2,a∈Z,b∈Z}は,積の演算について閉じていることを証明せよ。
    (2) 集合B={n|n=a3+b3+c3-3abc,a∈Z,b∈Z,c∈Z}は,積の演算について閉じていることを証明せよ。

  34. △ABCの頂点AからBCに下ろした垂線の足を
    D,頂点B,Cから∠Aの二等分線に下ろした
    垂線の足をそれぞれE,Fとし,3点D,E,Fを
    通る円とBCとの交点のうち,Dでない方を,G
    とする。GはBCの中点であることを証明せよ。

  35. (1) (小学生向け)
    円に外接する正三角形ABCと内接する正三角形
    DEFがある。2つの正三角形の面積比を求めよ。
    (2) (小学生向け)
    円に外接する正方形ABCDと内接する正方形
    EFGHがある。2つの正方形の面積比を求めよ。
    (3) 円に外接する正五角形ABCDEと内接する正五角形
    FGHIJがある。2つの正五角形の面積比を求めよ。

  36. △ABCにおいて,頂点AからBCに下ろした
    垂線の足をD,DからCA,ABに下ろした
    垂線の足を,それぞれE,Fとする。
    同様に,頂点BからCAに下ろした垂線の足
    をG,GからAB,BCに下ろした垂線の足を,
    それぞれH,Iとし,頂点CからABに下ろした
    垂線の足をJ,JからBC,CAに下ろした垂線
    の足を,それぞれK,Lとする。
    このとき,EF=HI=KLとなることを証明せよ。

  37. △ABCについて,BCの中点をD,CA,AB上に
    それぞれ,点E,Fを,図のように,△DEFが
    直角二等辺三角形になるようにとる。
    このとき,AE2+EC2=AF2+FB2
    となることを証明せよ。

  38. △ABCについて,BCの中点をD,CA,AB上に
    それぞれ,点E,Fを,図のように,△DEFが
    直角二等辺三角形になるようにとる。
    AE=11,EC=2,AF=10のとき,
    (1) DEを求めよ。
    (2) △ABCの面積を求めよ。

  39. 原点中心,半径1の円Oと3点A(1,0),
    B(0,1),C(-1,0)がある。弧AB上に点Dを
    とり,弧BC上に点Eを,∠DOE=90°と
    なるようにとる。
    点DがAからBまで動くとき,ADとCEの
    交点Pの軌跡の方程式を求めよ。

  40. △ABCのBCの中点をDとし,CA上に点E
    を,DC=DEとなるように,AB上に点Fを,
    DB=DFとなるようにとる。DE=DFとなる
    とき,DE,DFは△AEFの外接円の接線
    になることを証明せよ。

  41. △ABCのBからCAに下ろした垂線の足をD,
    DからABに下ろした垂線の足をE,
    CからABに下ろした垂線の足をF,
    FからCAに下ろした垂線の足をG,
    DEとFGの交点をHとする。
    次の4つの直角三角形の面積比を求めよ。
    △AFG:△ADE:△HDG:△HFE

  42. △ABCの頂点B,Cから対辺に下ろした垂線の足を
    それぞれD,Eとし,BDとCEの交点をFとする。
    AB=11,AC=10,FC=2のとき,次の長さを求めよ。
    (1) BF
    (2) BC

  43. (1) (12+22)(32+42)=22+112=52+102のように,2つの自然数の平方和の積は,
    2通りの2つの自然数の平方和の形に表すことができることを証明せよ。
    (2) (12+22)(32+42)(52+62)(72+82)を2つの自然数の平方和として表せ。

  44. 線分ABは2円の共通弦である。AB上の点Cを
    通る直線が2円と交わる点を,図のように
    P,Q,R,Sとする。
    PQ=8,QC=4,CR=3のとき,RSを求めよ。

  45. AB=ACである三角形ABCのBC上に点Dをとる。
    AD=5,BD=9,CD=16のとき,ABを求めよ。

  46. 外接する2円O,Pの共通接線ABを作図せよ。

  47. (1) 図のように2円O,Pがあり,共通外接線ABを作図せよ。
    (2) 図のように2円O,Pがあり,共通内接線ABを作図せよ。

  48. 4個の合同な正三角形ABC,DEF,GHI,JKL
    が図のように重ねられている。MはKLの中点
    で,5点A,D,G,J,Mは一直線上にあり,
    AM⊥KLで,BC∥EF∥HI∥KLである。
    この図形のまわりの長さが6のとき,AMの長さ
    を求めよ。

  49. △ABCの垂心S,重心J,外心Gは1直線上にあり,
    SJ=2JGであることを証明せよ。

  50. 円に内接する四角形ABCDの各辺に頂点をもつ
    ひし形を作図せよ。