■趣味の数学問題集・A問題
  1. (中学生向け)
    (1) ∠A=30°である三角形ABCについて,
    頂点B,Cから対辺に下ろした垂線をそれぞれBD,CE
    とし,AB,ACの中点をそれぞれF,Gとするとき,
    DF⊥EGを証明せよ。
    (2) CA=b,AB=c,∠A=30°である三角形ABCについて,
    頂点B,Cから対辺に下ろした垂線をそれぞれBD,CE
    とし,AB,ACの中点をそれぞれF,Gとするとき,
    四角形DEFGの面積を求めよ。
  2. (中学生向け)
    共有点をもたない円Oと線分STがある。
    STに垂直な円Oの直径ABの延長とSTとの交点をC,
    弧AB上に点Pをとり,PBの延長とSTとの交点をQとする。
    円OとAP,PCとの交点をそれぞれD,Eとするとき,
    △BDEは二等辺三角形となることを証明せよ。
  3. (中学生向け)
    正方形ABCDのBC上に点Eを,CDの延長上に点Fをとる。
    次を証明せよ。
    (1) BE=DFのとき,∠AEF=45°
    (2) ∠AEF=45°のとき,BE=DF


  4. 正三角形ABC内に3点D,E,Fを次のようにとる。
    Dは,AEを1:1に内分する点,
    Eは,BFを2:1に内分する点,
    Fは,CDを3:1に内分する点。
    このとき,
    (1)△DEF/△ABCを求めよ。(中学生向け)
    (2)△DEFの3辺の比を求めよ。

  5. (中学生向け)
    2円O1,O2の半径をそれぞれr1,r2とする。
    2円が外接しているとき,2円の共通接線で
    囲まれる三角形ABCの面積を求めよ。


  6. 2円O1,O2の半径をそれぞれr1,r2とする。
    2円の中心間の距離がd(d>r1+r2)であるとき,
    2円の共通接線で囲まれる四角形ABCDの
    面積を求めよ。


  7. 1辺の長さが1である正方形ABCDに,図のように
    4分の1円ABDとBCを直径とする半円が描かれて
    いる。
    斜線部分の面積を求めよ。


  8. 直径1の円に外接する正方形ABCD内に
    4分の1円ABDが描かれている。
    図の斜線部分の面積を求めよ。


  9. (2017年に因んで)次の角度をそれぞれ求めよ。
    (1) ∠ADB
    (2) ∠BDC



  10. 四角形ABCDについて,
    ∠ABD=30°,
    ∠DBC=α,
    ∠ACB=30°,
    ∠DCA=2α-30°のとき,
    ∠ADBをαを用いて求めよ。
    ただし,15°<α<45°とする。


  11. 原点を通らない直線lは,2n本の直線
    y=(1/k)x (k=1,2,3,…,2n)とそれぞれ,
    P1,P2,P3,…,P2n で交わっている。このとき,
    (P1P2/P2P3)×(P3P4/P4P5)×…×(P2n-1P2n/P2nP1)
    の値を求めよ。


  12. 正三角形ABCの辺BC上に点Dをとり,△ABD,△ACDの
    内接円をそれぞれP(p),Q(q)とおく。
    このとき,正三角形の1辺をp,qを用いて表せ。
    また,特にp=2,q=3のとき,正三角形の1辺を求めよ。


  13. 1辺の長さが1である正方形ABCDの辺BC,CD上に
    それぞれ点E,Fを∠EAF=45°となるようにとる。
    △ABEと△ECFの内接円の半径が等しくなるとき,
    BEを求めよ。


  14. 1辺の長さが1である正方形ABCDに,図のように
    内接する4円P,Q,R,Sの中心を頂点とするひし形に
    内接する円Tの半径を求めよ。
    ただし,円PとR,円QとSは等円とする。



  15. 1辺の長さが1である正方形ABCDの内接円とB,Cを中心とする
    2つの扇形の重なった部分(斜線部分)の面積を求めよ。



  16. 1辺aの正方形ABCDの辺DA上に点Eをとる。△ABE,△DECの
    内接円P,Qの半径がそれぞれ1,2であるとき,
    (1)aの値を満たす3次方程式を1つ求めよ。
    (2)△EBCの内接円Rの半径rの値を満たす3次方程式を1つ求めよ。


  17. (中学生向け)
    正方形ABCD内の点Iを通り,図のように
    直角を挟む2辺に平行な線分EF,GHを引く。
    長方形AGIEとIFCHの面積比が1:2である
    とき,∠FAH=45°となることを証明せよ。


  18. (2017年8月,山形県天童市で作問)
    1辺の長さが1である正方形ABCDの4辺DA,
    AB,BC,CD上にそれぞれ点E,F,G,Hを,
    AE=AF=CG=CH=1/3となるようにとる。
    図の八角形IJKLMNPQ(同じ大きさの将棋
    の駒2個の底を合わせた形)の面積を求めよ。



  19. 1辺の長さが1である正方形ABCD
    の辺DA,ABの中点をそれぞれ
    E,Fとする。BEとDF,BEとCF,
    CEとDFの交点をそれぞれG,H,I
    とする。四角形AFGE,GHCIの
    内接円P,Qの半径をそれぞれ求め
    よ。



  20. BC=5,CA=4,AB=3である△ABCのBCの中点をDとする。
    CA,AB上にそれぞれ点E,Fを,AD,BE,CFで囲まれる
    三角形が正三角形になるようにとる。
    この正三角形の面積を求めよ。



  21. 円内の点Pを通る2つの弦AB,CDは垂直に交わっている。
    ただし,AP<BP,CP<DPである。AP=a,BP=b,CP=cとおくとき,
    2つの斜線部分の面積(和)を求めよ。



  22. (1) 右図の正八角形ABCDEFGH,台形ABGHの面積比が
    4:1となることを証明せよ。
    (2) 右図の正九角形ABCDEFGHI,台形BCHIの面積比が
    3:1となることを証明せよ。
    (3) 右図の正12角形ABCDEFGHIJKL,台形ABKL,
    台形BCJKの面積比が12:1:3となることを
    証明せよ。



  23. 正九角形ABCDEFGHIの中心をO,BOとCIの交点を
    Jとする。∠OJH=40°となることを証明せよ。



  24. A=75°,B=60°,C=45°である△ABCの辺BC,CA,AB上にそれぞれ
    点D,E,Fを,∠DAB=∠EBC=∠FCA=15°となるようにとる。
    CF,ADの交点をP,AD,BEの交点をQ,BE,CFの交点をRとする。
    このとき,△PQR/△ABCの値を求めよ。



  25. △ABCの最大角AからBCに下した垂線の足をD,∠Bの二等分線と
    CAの交点をE,ABの中点をFとする。AD,BE,CFが1点で交わるとき,
    (1) a=15,c=12のとき,bを求めよ。
    (2) bをa,cを用いて表せ。



  26. △ABCのBC上にBに近い方から点D,Eを,∠BAD=∠CAEとなるようにとる。
    3点A,D,Eを通る円とAB,ACとの交点をそれぞれF,Gとする。FG∥BCを
    証明せよ。



  27. 長方形ABCDは円に内接し,劣弧AD上に任意に点Pをとる。
    このとき,次の等式を証明せよ。
    △ABP+△ADP=△ACP



  28. △ABCのBCあるいはその延長上に2点D,Eを∠AEB=∠ADC=Aとなるようにとる。
    次を証明せよ。
    (1) 余弦定理 a2=b2+c2-2bccosA
    (2) 加法定理を用いず sin2A=2sinAcosA
    (3) 加法定理を用いず sin(A-B)/sin(A+B)=(a2-b2)/c2



  29. 次の等式を証明せよ。
    (6a2-4ab+4b2)3=(3a2+5ab-5b2)3+(4a2-4ab+6b2)3+(5a2-5ab-3b2)3


  30. △ABCの3つの傍心を図のようにJ,K,Lとする。傍接円J,K,LとAB,BC,CAとの接点をそれぞれD,E,F,
    同様にCA,BC,CAとの接点をそれぞれP,Q,Rとする。このとき,次の値をそれぞれ求めよ。
    (1) (△DEF-△ABC)/△ABC
    (2) (△PQR-△ABC)/△ABC



  31. MAKE2018
    1~9までの9個の数字をこの順に使い,四則演算記号,括弧,√などの記号を使って2018を作りなさい。
    (A169,A304の類題)




  32. △ABCの垂心をHとし,AH,BH,CHをそれぞれ延長し,△ABCの
    外接円との交点をそれぞれD,E,Fとする。また,ADとBC,
    BEとCA,CFとABとの交点をそれぞれL,M,Nとする。
    BC=15,CA=14,AB=13のとき,△LMN/△DEFの値を求めよ。



  33. △ABCの内心IからBC,CA,ABに下した垂線の足をそれぞれD,E,Fとする。
    また,AI,BI,CIをそれぞれ延長し,△ABCの外接円との交点をそれぞれ
    L,M,Nとする。このとき,△DEF:△LMN=r2:R2となることを証明せよ。
    ただし,r,Rはそれぞれ△ABCの内接円,外接円の半径とする。



  34. (1) x5-2x3+x-1=0の1つの解をαとする。
     α2を解にもつ整数係数の5次方程式を1つ求めよ。
    (2) x4-2x-1=0の1つの解をαとする。
     α3を解にもつ整数係数の4次方程式を1つ求めよ。

  35. (1)
    立方体ABCD-EFGHについて,3点P,Q,RをそれぞれAB,AD,AE上にとる。
    また,Aから△PQRに下した垂線の足をSとする。
    AP=p,AQ=q,AR=r,AS=sとおくとき,次の等式を証明せよ。
    1/p2+1/q2+1/r2=1/s2
    (2)
    正四面体O-ABCについて,3点P,Q,RをそれぞれOA,OB,OC上にとる。
    また,Oから△PQRに下した垂線の足をSとする。
    OP=p,OQ=q,OR=r,OS=sとおくとき,次の等式を証明せよ。
    (3/2)( 1/p2+1/q2+1/r2)-(1/qr+1/rp+1/pq)=1/s2



  36. m,nを負でない整数とする。
    5m+13nの形に表すことのできない整数の最大値を求めよ。


  37. すべての辺が等しい四角錐A-BCDEとその4辺AB,AC,AD,AEと
    交わる平面による切り口を図のように四角形PQRSとする。
    AP=p,AQ=q,AR=r,AS=sのとき,
    (1) 四角錐A-PQRSの体積を求めよ。
    (2) 1/p+1/r=1/q+1/s を証明せよ。



  38. △ABCにおいて,頂点から対辺に下した3つの垂線をそれぞれの角の二等分線に関して対称に折り返した3つの直線について
    (1) 1点で交わることを証明せよ。
    (2) この点は△ABCのどのような点か。

  39. 22018の下3桁を求めよ。


  40. △ABCの外心、垂心をそれぞれO,Hとする。
    弧BCの中点をD,E(DはAと反対側)とし,
    BCに関する点Dの対称点をFとする。
    このとき,四角形AEFHは平行四辺形になる
    ことを証明せよ。



  41. 10桁の数9999999999の2乗を計算せよ。


  42. 次の分母を有理化せよ。
    (1) 1/(√2+√3+√5+√7)
    (2) 1/(√2+√3+√5+√7+√11)

  43. (Fuhrmann円の性質)
    △ABCにおいて,頂点を含まない外接円の弧BC,CA,ABの中点をそれぞれ
    D1,D2,D3とし,辺BC,CA,ABに関するD1,D2,D3の対称点をそれぞれ
    P,Q,Rとする。
    △PQRの外接円は,△ABCの垂心HとNagel点Nを直径の両端とする円である
    ことを証明せよ。
    なお,三角形の辺と傍接円との接点と頂点をつなぐ3直線は1点で交わり,
    この点をNagel点という。また,△PQRの外接円を△ABCのFuhrmann円という。



  44. △ABCにおいて、頂点を含まない外接円の弧BC,CA,ABの中点を
    それぞれD,E,Fとするとき,AD⊥EFを証明せよ。



  45. f(x)は3次式で,f(1)=1/13,f(2)=1/23,f(3)=1/33,f(4)=1/43のとき、
    f(0)およびf(5)の値を求めよ。


  46. △ABCの内角をそれぞれA,B,C,△DEFの内角をそれぞれ
    D,E,Fとする。
    2つの三角形を図のように辺と辺が交わるように重ねた
    とき,交点G,H,I,J,K,Lが同一円周上にあった。
    HKとILの交点をMとするとき,∠HMLを2つの三角形の内角を
    用いて表せ。



  47. 正三角形ABCを含む円と3辺の延長との交点を図のように
    D,E,F,G,H,Iとする。GDとFI,DIとEF,IFとHEとの交点を
    それぞれP,Q,Rとする。
    ∠DPI=74°,∠FRE=64°のとき,∠IQFを求めよ。



  48. CA=b,AB=c,b<cである△ABCをAを中心にθだけ回転させる。
    このとき,B,Cの移動先をそれぞれD,Eとする。
    DE上にCがあるとき,
    (1) 回転角θを三角形の内角を用いて求めよ。
    (2) △ACEの面積をmとおくとき,△BDCの面積を,b,c,mを
    用いて表せ。



  49. 1辺の長さ1の正方形9個を図のように配置する。
    黄部の面積を求めよ。