【中学生レベルで】 まず、∠BAC=50°であるから、⊿ABCは二等辺三角形。 ∴AB=BC・・・① また、∠BDC=40°である。 辺CD上に点Eを、∠CBE=20°となるようにとり、さらに補助線AEを引く。 このとき、⊿BCEは、∠BEC=80°となるので二等辺三角形。 ∴BC=BE・・・② ⊿ABEで、①、②よりAB=BEだから二等辺三角形となる。 しかも、∠ABE=60°だから底角も60°となり、三角形ABEは正三角形。 ∴BE=EA・・・③ 次に、三角形EDBで、∠EBD=∠BDC=40°であるから、二等辺三角形。 ∴BE=ED・・・④ ③、④より三角形EDAは二等辺三角形。 ∠DEA=180°-(80°+60°)=40°であるから、底角∠EDA=70°。 よって、求める∠ADB=∠EDA-∠EDB=70°-40°=30°・・・(答) |
【中学生レベルで(別解)】 BAの延長上に点EをED//BCとなるようにとる。 ∠EBC=∠DCB=80°であるから,四角形EBCDは等脚台形である。 その対角線ECとAD,BDとの交点をそれぞれF,Gとする。 ⊿GBCは正三角形となるので,BG=BC・・・① ⊿BCAは,∠BCA=∠BAC=50°であるから,二等辺三角形である。 よって,AB=BC・・・② ①,②よりBG=ABとなるので,⊿BGAは二等辺三角形である。 ∠ABG=20°なので,∠BGA=(180°-20°)/2=80°・・・③ ⊿EGDは正三角形となるので,∠EGD=60・・・④ ③,④より,∠AGE=180°-(80°+60°)=40・・・⑤ また,∠BAC=∠AEG=40°・・・⑥ ⑤,⑥より,⊿AGEは二等辺三角形となる。 よって,AE=AG・・・⑦ ⊿EGDは正三角形なので,ED=GD・・・⑧ また,∠AED=AGD(=40°+60°)・・・⑨ ⊿AED,⊿AGDについて,⑦,⑧,⑨より二辺夾角が等しくなるので, ⊿AED≡⊿AGD よって,求める∠ADG=xとおくと,∠ADE=x ⊿EGDは正三角形なので,∠GDE=60° よって,2x=60°より ∴x=30°・・・(答) |
【高校レベルで】 ∠BDC=40°である。
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![]() 三角関数の積和の公式より ![]() ![]() 三角関数の和積の公式より ![]() ![]() ∴ ![]() |