■趣味の数学問題集・B問題

  1. 2つの放物線y=x2+a,x=y2+aの3本の共通接線が
    正三角形をつくるとき,その面積を求めよ。



  2. 四角形ABCDについて,AD∥BC,∠ABD=30°-2θ,∠DBC=3θ,
    ∠BDC=60°-θ,BC=aのとき,四角形の面積を求めよ。
    ただし,0°<θ<15°とする。



  3. 数列1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,…について,
    (1) 第2020項を求めよ。
    (2) 初項から第2020項までの和を求めよ。
    (3) 初項から第n項までの和が,2020以上となる最小のnの値を求めよ。
    (4) 初項から第2020項までの和より,第2021項から第n項までの和の方が大きくなる最小のnの値を求めよ。


  4. 右図のように,自然数1を中心にして,その周りに数を配置していく。
    (1) 全ての数の和を,nを用いて表せ。
    (2) (1)の和が2021の倍数となる最小のnの値を求めよ。



  5. 0<A<B<C<π/4を満たす角A,B,Cは等差数列をなし,(1+tanA)/(1+tanB)=(1+tanB)/(1+tanC)のとき,
    tanBの値を求めよ。





  6. △ABCのBCの中点をD,CA上にE,AB上にFを,
    △DEFが正三角形になるようにとる。
    次の場合に,正三角形の1辺を求めよ。
    (1) AE=7,EC=5,AF=6,FB=8
    (2) AE=2,EC=4,AF=3
    (3) BC=5,CA=7,AB=8



  7. 平行四辺形ABCDについて,
    ADをs:(1-s)に内分する点をP,
    BPをs:(1-s)に内分する点をQ,
    CQをs:(1-s)に内分する点をR,
    DRをs:(1-s)に内分する点をS,
    △QRSの重心をGとする。(0<s<1)
    (1) GがAC上にあるとき,sの満たす
      最低次の方程式を1つ求めよ。
    (2) GがBD上にあるとき,sの満たす
      最低次の方程式を1つ求めよ。






  8. 面積Sの平行四辺形ABCDについて,
    ADをs:(1-s)に内分する点をE,
    ABをt:(1-t)に内分する点をF,
    BEとDFの交点をG,
    BEとCFの交点をH,
    CEとDFの交点をIとする。
    △GHIの面積をs,t,Sを用いて表せ。
    ただし,0<s<1,0<t<1とする。



  9. △ABCのAB,CAを1辺とする正方形ADEB,ACFGを
    三角形の外側につくり,さらに,BF,CEを1辺とする
    正方形BHIF,CEJKをAを含まない方につくる。
    (1) H,Kは一致することを証明せよ。
    (2) △BHC=a2/2+△ABCを証明せよ。
    (3) 正方形BHIFとCEJKの面積の和がEFを一辺とする
      正方形の面積に等しくなるとき,△ABCの3辺
      a,b,cの関係式を求めよ。



  10. ∠A=∠B=∠E=90°である五角形ABCDEについて,
    BCを直径とする円に外接し,辺AB,CDに接する
    円の中心をP,DEを直径とする円に外接し,辺CD,
    EAに接する円の中心をQとする。
    このとき,CP⊥DQを証明せよ。



  11. 3点A(5,12),B(0,0),C(14,0)について,点Aを通り,
    BC上の点Dに接する円の中心をPとする。
    (1) 点DがBC上を動くとき,点Pの軌跡の方程式を求めよ。
    (2) 点Pの軌跡と,AB,ACで囲まれる図形の面積を求めよ。



  12. 2個の同じ楕円の長軸は同一直線上にあり,長軸の
    端で外接している。図のように,小円は楕円に内接
    し,その接点で大円と外接している。
    楕円の長軸2a,短軸2b,小円の半径をrとするとき,
    大円の半径Rを求めよ。



  13. 長方形内に2個の等しい楕円が図のように配置
    されている。
    楕円の長軸は長方形の縦に等しく平行である。
    1個の楕円に2個の甲円が図のように内接し,
    甲円同士は外接している。
    乙円は,楕円と甲円の接点で甲円に外接し,
    長方形にも接している。
    このとき,長方形の縦横の比を求めよ。



  14. AB=a,BC=b,CD=c,DA=dである四角形ABCDは,
    円に内接し,円に外接する。対角線AC,BDの交点をEとし,
    △EAB,△EBC,△ECD,△EDAの内接円の半径をそれぞれ
    r1,r2,r3,r4とするとき,r1:r2:r3:r4を求めよ。



  15. (1) 平面α:x+2y+3z+4=0に関して,点P(5,6,7)と対称な点Qの座標を求めよ。
    (2) 平面α:ax+by+cz+d=0に関して,点P(x1,y1,z1)と対称な点をQ(x2,y2,z2)とする。
      x2,y2,z2を求めよ。
    (3) (2)で,点Pと平面αの距離hを求めよ。


  16. 正三角形内に長軸2a,短軸2bの楕円を3個配置する。
    ただし,楕円の長軸は正三角形の中線上にある。
    このとき,正三角形の1辺を求めよ。



  17. R>rとする。 半径R,rの同心円の間に,図のように
    n個の合同な楕円が連結して配置されている。
    rをRを用いて表せ。



  18. 正n角形内に長軸2a,短軸2bの楕円n個を図のように配置する。
    ただし,楕円の長軸は正n角形の頂点と中心を結んだ線分上にある。
    このとき,正n角形の1辺を求めよ。



  19. 図のように,正三角形に合同な2個の楕円が配置されている。
    縦長の楕円は,長軸が正三角形の中線に一致する。横長の
    楕円は,正三角形の3辺に接し,短軸は中線上にある。
    このとき,楕円の長軸÷短軸の値を求めよ。



  20. 図のように,正三角形に楕円が内接し,
    長軸は三角形の底辺に平行になるように
    配置されている。
    その楕円に外接し,正三角形の2辺に
    接する円を考える。
    楕円と円の面積が等しくなるとき,
    楕円の長軸÷短軸の値を求めよ。



  21. 正方形内に楕円と2個の円が図のように配置されている。
    楕円の長軸は正方形の対角線上にある。
    円と楕円の面積が等しいとき,楕円の長軸÷短軸の値を求めよ。



  22. 正方形内に楕円と4個の甲円が図のように配置されている。
    楕円の長軸は正方形の対角線上にある。
    楕円に内接する2円は,楕円の長軸の端で楕円に接している。
    楕円に外接する2円は,正方形の2辺に接している。
    このとき,楕円の長軸÷短軸の値を求めよ。



  23. 正三角形内に楕円と3個の甲円が図のように配置されている。
    楕円の長軸は正三角形の底辺に平行である。
    楕円に内接する2円は,楕円の長軸の端で楕円に接している。
    楕円に外接する円は,正三角形の2辺に接している。
    このとき,楕円の長軸÷短軸の値を求めよ。



  24. 4次方程式x4+lx2+mx+n=0が重解をもつ条件を求めよ。


  25. 正三角形に長軸8,短軸2の楕円が内接している。
    ただし,楕円の長軸は正三角形の底辺に平行である。
    その楕円に外接し,正三角形の2辺に接する甲乙円
    を図のように配置する。
    (1) 甲円の半径を求めよ。
    (2) 乙円の半径を求めよ。



  26. 正三角形内に相似である甲,乙楕円が3個ずつ
    図のように配置されている。
    甲の長軸と乙の短軸は三角形の中線上にあり,
    甲の短軸と乙の長軸が等しいとき,
    長軸÷短軸の値を求めよ。



  27. 長軸2a,短軸2bの楕円は,半径Rの大円に短軸の端で接し,
    半径rの小円は楕円の長軸の端で接している。
    このとき,R,rを求めよ。



  28. 円内に合同な3個の楕円が図のように配置されている。
    3個の楕円の短軸は円の直径上にある。
    このとき,長軸÷短軸の値を求めよ。



  29. 円内に合同な3個の楕円が図のように配置されている。
    上の楕円から順に,短軸,長軸,短軸は,円の直径上に
    ある。このとき,長軸÷短軸の値を求めよ。



  30. 半径がrの球面上に内角の大きさがA,B,Cで
    ある球面三角形の面積Sは,S=(A+B+C-π)r2
    であることを証明せよ。



  31. aとbの文字を合計n並べる順列で,bが隣り合わない場合の数をanとする。
    (1) a1,a2,a3の値を求めよ。
    (2) anを求めよ。

  32. 長方形内に長軸2a,短軸2bの楕円が内接している。
    楕円の両軸は長方形の辺に平行である。
    半径rの甲円4個が図のように配置されている。
    このとき,
    √(2r)=√a+√b-√(a+b)
    を証明せよ。



  33. 横2a,縦2bである長方形A1B1C1D1に楕円O1を内接させる。
    軸は辺に平行である。
    O1に外接し,2辺に接する円のうち∠A1内のものをP1とする。
    O1とP1の接点をA2とし,O1に内接し,A2を頂点とする長方形
    をA2B2C2D2とする。A2B2∥A1B1である。
    長方形A2B2C2D2に楕円O2を内接させる。軸は辺に平行である。
    O2に外接し,2辺に接する円のうち∠A2内のものをP2とする。
    O2とP2の接点をA3とし,O2に内接し,A3を頂点とする長方形を
    A3B3C3D3とする。A3B3∥A2B2である。
    以下,同様に楕円,円,長方形をつくっていく。
    このとき,楕円Onの長軸÷短軸の値を求めよ。



  34. 正六角形の内部に図のように,長軸が2a,短軸が2bである
    楕円3個が,長軸が正六角形の対角線に重なるように内接
    している。
    これら3個の楕円の間に長軸の端で内接し,他方に外接する
    6個の等円を描く。
    (1) 正六角形の1辺をa,bを用いて表せ。
    (2) もし,6個の円が楕円の長軸の端で曲率円(*)ならば,
    長軸÷短軸=√{1+2√3cos(π/18)}と表されることを示せ。
    (*)半径rの円と長軸2a,短軸2bの楕円の方程式からxまたは
    yを消去した2次方程式の判別式をDとおくと,D=0となる
    ときの円を曲率円という。









  35. 曲線y=(x-α)(x-β)(x-γ)とxで囲まれた2つの部分の面積の和Sを,
    β-α=p,γ-β=qを用いて表せ。


  36. 1辺1の正方形の内部に,
    図のように甲半円2個,
    乙円1個,丙半円2個,
    丁円2個が配置されてい
    る。
    丁円の直径を短軸にもつ
    楕円の長軸を求めよ。



  37. 1辺1の正方形の内部に,4分円弧を図のように2個描き,
    その内に甲円1個,乙円2個,丙円2個を入れる。
    また,軸が正方形の辺に平行な楕円を図のように配置し,
    その内に丁円1個,戊円2個を入れる。ただし,戊円は
    長軸の端で楕円に内接する最大円である。
    このとき,各円の半径をそれぞれ求めよ。



  38. 半円内に相似な甲乙楕円が図のように配置されている。
    半円は甲楕円の短軸の端で接する最小半円である。
    乙楕円は短軸の端で甲楕円と直径に接している。
    このとき,長軸÷短軸の値を求めよ。



  39. 相似な甲乙丙楕円と円が図のように配置されている。
    円は,甲楕円の短軸の端で接する最小円である。
    乙丙楕円は円の中心で接している。
    丙楕円は短軸の端で円に接している。
    このとき,甲乙丙の長軸の比を求めよ。



  40. 図のように,軸が正方形の対角線に平行で,
    相似である甲乙丙楕円について,甲の長軸,
    短軸がそれぞれ2a,2bであるとき,乙丙の
    長軸をそれぞれa,bを用いて表せ。



  41. ∠A=90°である直角二等辺三角形ABCのAB,ACの
    中点をそれぞれD,Eとする。
    相似な甲乙丙楕円が図のように配置されている。
    楕円の短軸は,頂点AからBCに下した垂線上にある。
    このとき,甲乙丙の長軸の比を求めよ。



  42. BC=a,CA=b,∠C=90°である直角三角形ABC内に
    軸が直角を挟む2辺に平行な楕円が内接している。
    楕円の面積の最大値を求めよ。



  43. 図のように長方形内に長軸4,短軸2の楕円と
    4個の等円が配置されている。ただし,楕円の
    両軸は長方形の辺に平行である。
    このとき,長方形の横の長さを求めよ。



  44. 図のように長方形内に長軸4,短軸2の楕円と
    4個の等円が配置されている。ただし,楕円の
    両軸は長方形の辺に平行である。
    このとき,長方形の横の長さを求めよ。



  45. 長軸2a,短軸2bの楕円内に.図のように
    6個の等円が内接している。ただし,等円は
    長軸,短軸の端で楕円に接する最大円である。
    このとき,長軸÷短軸の値を求めよ。



  46. 1辺の長さが1である正三角形内に2本の斜線を引き,
    図のように,甲円1個,乙円3個を内接させる。
    甲円の半径を求めよ。