(1) あなたが人生に絶望しようとも、人生があなたに絶望することはない。何かや誰かのためにできることがきっとある。時があなたを待っている。
(2) どんな時も、人生には意味がある。どんな人のどんな人生であれ、意味がなくなることは決してない。だから私たちは、人生の闘いだけは決して放棄してはいけない。
(3) 祝福しなさいその運命を。信じなさいその意味を。
(4) あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。
(5) 妻がここにいようがいまいが、その微笑みは、たった今昇ってきた太陽よりも明るくわたしを照らした。
(6) 真の勇気が試されるのは逆境のときではない。幸運なときどれだけ謙虚でいられるかで試される。
(7) いくらすばらしい技術があっても人は癒せない。人間的な触れ合いと愛の交流がなければ。
(8) 自分を忘れたとき、本当の自分を発見する。本当の自分を表現するとき、自分はいなくなる。
(9) 最期の瞬間までだれも奪うことのできない人間の精神的自由は、彼が最期の息をひきとるまで、その生を意味深いものにした。
(10) そもそも我々が人生の意味を問うてはいけません。我々は人生に問われている立場であり我々が人生の答えを出さなければならないのです。
ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない
(11) どのような状況になろうとも人間にはひとつだけ自由が残されている。それはどう行動するかだ。
(12) 幸せは、目標ではないし目標であってもならない。そもそも目標であることもできません。幸せとは結果にすぎないのです。
(13) 私たちは、人生の闘いだけは決して放棄してはいけない。
(14) 気持ちが萎え、ときには涙することもあった。だが、涙を恥じることはありません。その涙は苦しむ勇気を持っていることの証なのですから。
(15) 苦難と死は人生を無駄にしない。そもそも苦難と死こそが人生を意味あるものにする。
(16)人間は緊張のない状態など本当は求めてはいない。心の底では目標に向かって苦闘する日々を望んでいるのだ。
(17)それでも人生にイエスと言う。
(18)強制収容所での生活を送った私たちには、忘れられない仲間がいる。誰もが飢えと重労働に苦しむ中で、みんなにやさしい言葉をかけて歩き、ただでさえ少ないパンのひと切れを身体の弱った仲間に分け与えていた人たちだ。
そうした人たちは、ほんの少数だったにせよ、人間として最後まで持ちうる自由が何であるかを、十分私たちに示してくれたのだ。
(19)絶望とは、もうすぐ新しい自分と新しい希望が生まれてくるという前兆である
(20)ロゴセラピーでは実践するために幾つかの手法(考え方)があります。逆説思考、自己距離化、自己超越化など。
自己距離化は自分を客観的に観るものです。今自分は興奮しているとか、自分がこういう気持ちになっているのはどうしてなのかを考えることができたり、自分の言動が周りにどう映っているかも冷静に観ています。
自分の気持ちを話す。話すことで自分の考えていることがわかってきたりすることもあります。話している中で解決を見い出すこともあります。少し自分を冷静に観ることが出来るのではないでしょうか。話す⇒放す⇒離すとも言います。まさに離すは距離を置いて自分を観ている状況なのではないしょうか。話すには口に出して言うことも、メールで文字にすることもあります。上手く話すことができる人は、自分を上手く管理できている人かもしれません。
「逆説志向」とは、その本人が不安に思うことや恐れを抱くことを、自ら積極的に望んでみたり、行なったりすることです。不安や恐れから人は逃げたいものですが、逃げるのではなく、むしろ不安や恐れの中に飛び込みくぐり抜けていくようなイメージです
自己超越とは、人間存在がいつでも、自分自身ではないなにものかへ向かっているという基礎的人間学的事実のことである。人間存在はいつでも、自分自身ではないなにかや自分自身ではないだれかへ、つまり実現すべき意味や、出会うべき他の人間存在へ、向かっている
Stay hungry, stay foolish.
ハングリーであれ、愚か者であれ
Deciding what not to do is as important as deciding what to do.
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
It's only by saying "No" that you can concentrate on the things that are really important.
(重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」ということだ)
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about
to do today?
17歳のとき、こんな文章を読んだ。
『毎日、今日こそが自分の最後の日だと思うようにすれば、いつの日か、自分が正しかったということを確信するだろう』この文章は、強烈な印象を私に与えた。
それ以来33年間、私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。
もしその答えが「ノー」だという日が何日も何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。
弱い自分と握手をするな。
私達が唯一持っているものは時間なんだ。
「
1. 私は物事をとことん突き詰めるのが好きなんだ.そうすれば,たいてい良い結果が出るから
2. 毎日毎日「勝ちたい」という気持ちで出社しなければならない.切羽詰まったときにこそ,最高の能力を発揮できる
3. 一心不乱に働くこと,ベストを尽くすことが嫌だというなら,ここは君のいるべき職場ではない
4. 成功を祝うのはいいが,もっと大切なのは失敗から学ぶことだ
5. 反対があるのは健全なこと.本当に力のあるアイデアか試されるわけだから
6. 私は起業家という言葉をいつも拒否してきた.「会社を始めよう,何の会社にしようか」では決して成功しない
7. 自分のことを,この世の誰とも比べてはいけない.それは自分自身を侮辱する行為だ
8. 問題は未来だ.だから私は,過去を振り返らない
9. 人間にはものを考える時間が必要だ
10. 変わることがなければ成長することもない.成長することがなければ真に生きていない
」
「人の価値とは,その人が得たものではなく,その人が与えたもので測られる」
「困難の中に,機会がある」
「挫折を経験した事がない者は,何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」
「誰かの為に生きてこそ,人生には価値がある」
“There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.”
「人生には、二つの道しかありません。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きることで、もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることです」
「やったことは,例え失敗しても,20年後には,笑い話にできる.しかし,やらなかったことは,20年後には,後悔するだけだ」
「先に進むための秘訣は,先に始めること.先に始めるための秘訣は,複雑で圧倒する仕事を扱いやすい小さな仕事に分解して,最初のひとつを始めることだ」
「やっかいなのは,何も知らないことではない.実際は知らないのに,知っていると思い込んでいることだ」
「あなたの大きな夢を萎えさせるような人間には近づくな.
たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ. 真に器量の大きな人間は自分にも成功できると思わせてくれる」
「あなたの人生で最も重要な2つの日.それは,あなたが生まれた日,そして,その理由が分かった日である」
「人生は短い.
ルールに縛られることはない.
すぐに許してあげなさい.
ゆっくりキスをして,本当に愛してあげなさい.
笑うときは誰はばかることなく笑って,
あなたをほほえませる何物に対しても決して後悔してはいけない」
マザー・テレサ
「あなたの宗教で祈りなさい.
私も自分が知っている言葉で祈ります.
二人で祈れば神はきっと聞いてくださいますよ.」
「あなたは,
あなたであればいい」
「人はしばしば不合理で,非論理的で,自己中心的です.
それでも許しなさい.
人にやさしくすると,
人はあなたに何か隠された動機があるはずだ,
と非難するかもしれません.
それでも人にやさしくしなさい.
成功をすると,
不実な友と,
本当の敵を得てしまうことでしょう.
それでも成功しなさい.
正直で誠実であれば,
人はあなたをだますかもしれません.
それでも正直に誠実でいなさい.
歳月を費やして作り上げたものが,
一晩で壊されてしまうことになるかもしれません.
それでも作り続けなさい.
心を穏やかにし幸福を見つけると,
妬まれるかもしれません.
それでも幸福でいなさい.
今日善い行いをしても,
次の日には忘れられるでしょう.
それでも善を行いを続けなさい.
持っている一番いいものを分け与えても,
決して十分ではないでしょう.
それでも一番いいものを分け与えなさい.」
「他人のために何かをするのは,この地球上に住まわせてもらっている家賃を払うのと同じことさ」
「ただ生きるな.善く生きよ」
「ホームの角で泣いている女に近づいてはいけない」
「人生とは何を手に入れたかや、何を達成したかではないと知って初めて、幸せになれる」
「どん底が人生をやり直す強固な基盤となった」
「志を立てるのに,老いも若きもない.そして志あるところ,老いも若きも道は必ず開けるのである」
「万策尽きたと思うな。自ら断崖絶壁の淵にたて。その時はじめて新たなる風は必ず吹く」
「『それは私の責任です』ということが言い切れてこそ、責任者たりうる」
「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである」
「失敗の原因を素直に認識し、『これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった』というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います」
「何事もゆきづまれば、まず、自分のものの見方を変えることである。案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである」
「自分は自分である。何億の人間がいても自分は自分である。そこに自分の自信があり、誇りがある」
「自分の運命は自分で管理しなさい。でなければ、あなたはだれかに自分の運命を決められてしまう」
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」
「執念深く,楽天的に」
「チャンスは練って待て」
コック人生は幸運の連続だった.人にも恵まれた.しかし,それは準備し,努力した結果でもある.
「楽しく作れば,上手になる」
「料理は,材料や調理技術も大切だけど,
心を込めて作らなきゃ,絶対においしい料理なんかできないです」
「若いうちに外に出なければいけない」
「1.毎日の勤めをきちんとする
2.一度やった仕事は二度聞かない
3.一日の勤務以外に三十分~一時間でよいから仕事に関係ある勉強をする
4.人との和」
「運を呼ぶ人になるには,人から信用される人間になりなさい.そのためには,真っ当な人間で,かつ自分自身を信用できる人間になりなさい.人の嫌なところは見ない,聞かないようにして,人の悪口は言わない.悪いことは一切口からださない.責任を持って仕事をする.約束は守る.柔和で質素で飾り気がなく,いつも理性的でニコニコしている.そんな人間をほっとく人がいますか」
「人生,いくら扉をたたいても,開かないことがある.
その時は,神様が自分の内容を肥やすために与えてくれた時間だと思って,
知識を育てたりして,中身を膨らませることにあててみることね」
「自分に思いやりが足りない人ほど,相手に思いやりを求める.自分の言葉が相手を傷つけていないか,まず反省してみる事」
「理想を持ち,信念に生きよ.理想や信念を見失った者は,戦う前から負けているといえよう.そのような者は廃人と同じだ」
「油断すべからず.物事,小事より大事は発するものなり」
「まともでない人間の相手を,まともにすることはない」
「仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。禮に過ぐれば諂(へつらい)となる。智に過ぐれば嘘を吐く。信に過ぐれば損をする。氣長く心穏かにして、萬(よろず)に儉約を用いて金銭を備ふべし。儉約の仕方は不自由を忍ぶにあり。此の世に客に來たと思へば何の苦もなし。朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。元來客の身なれば好き嫌いは申されまじ。今日の行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、娑婆の御暇(いとま)申すがよし」
「大切なことは,大志を抱き,それを成し遂げる技能と忍耐を持つことである.その他はいずれも重要ではない」
「青年よ,大志を抱け!それは金銭に対してでも,自己の利益に対してでもなく,また世の人間が名声と呼ぶあのむなしいものに対してでもない.人間が人間として備えていなければならぬ,あらゆることをなし遂げるため,青年よ大志を抱け!
Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the
attainment of all that a man ought to be.」
「運命は,志あるものを導き,志なきものをひきずってゆく」
「幸福は自己満足によってではなく,価値ある目標に忠実であることによって得られる」
「夢をかなえる秘訣は,4つの「C」に集約される.
それは,
「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」,そして「Constancy – 継続」
である」
「「勝つ意欲」は大して重要ではない.そんなものは誰でも持っているからだ.重要なのは「勝つために準備する意欲」である」
「リーダーシップが発揮されるのは,真摯さによってである.
範となるのも真摯さによってである.真摯さはごまかせない」
「真摯さは習得できない.仕事についたときにもっていなければ, あとで身につけることはできない. 真摯さはごまかしがきかない. 一緒に働けば,その者が真摯であるかどうかは数週間でわかる.
部下たちは,無能,無知,頼りなさ,無作法など, ほとんどのことは許す.しかし,真摯さの欠如だけは許さない. そして,そのような者を選ぶマネジメントを許さない真摯さは習得できない.仕事についたときにもっていなければ,
あとで身につけることはできない. 真摯さはごまかしがきかない. 一緒に働けば,その者が真摯であるかどうかは数週間でわかる. 部下たちは,無能,無知,頼りなさ,無作法など,
ほとんどのことは許す.しかし,真摯さの欠如だけは許さない. そして,そのような者を選ぶマネジメントを許さない」
「コミュニケーションで最も大切なことは,相手が語らない部分を聞くことである」
「最も重要なことから始めよ」
「好意を持った者同士がお互いに優しいのは当たり前.しかし、その人が客になった時、店員さンやタクシーの運転手などにどういう態度をとっているかをよく見るのだ.あなた以外の人への態度が、いずれあなたへの態度になる.」
「『嫌な出来事や人の悪口に時間を割かないこと。』こう決めるだけで、自分の好きな時間が増える。すごく簡単だけど、気持ちよく暮らすための大切な人生のコツ。」
本人のいないところで、人を褒める人は信じる。
本人のいないところで、人の悪口を言う人は信じない。
本人のいないところで、人の言った悪口を信じる人はもっと信じない。
体の不調は、医者と相談しながら治すことが出来るが、心がぶっ壊れたら、治療は年単位。いや、十年単位。心がぶっ壊れそうになったら、直ぐに逃げるのだ。逃げる体力と気力があるうちに。壊れてからでは、人生が変わる。
「怒り」をコントロールできない人は、他のあらゆる事もコントロールできない。怒り方の下手な人は、やはり人づきあいも下手で、トラブルが多い。怒りと上手に付き合い始めたら、自分の生き方も上手になれたなあと経験として思う。怒らない人はいないけれど、怒りを自分で制御できる人になる事が大事。
◆夢七訓(ゆめしちくん)◆
①夢なき者は理想なし
②理想なき者は信念なし
③信念なき者は計画なし
④計画なき者は実行なし
⑤実行なき者は成果なし
⑥成果なき者は幸福なし
⑦故に幸福を求める者は夢なかるべからず
商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。
もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。
ただそれを知っただけでは上手くいかない。好きになればその道に向かって進む。もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく進むことができるのだ。
四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。
一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが処世上の第一要件である。
男はいかに丸くとも角を持たねばならぬ。
長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する。
成功や失敗のごときは、ただ丹精した人の身に残る糟粕
無欲は怠慢の基である
やる気と我慢強さは,すべてを克服する
成功が多くの人をだめにした。
どんな愚かな者でも他人の短所を指摘できる。
そして、たいていの愚かな者がそれをやりたがる。
今日できることを明日に延ばすな。
小さなことでも見落とすな。
ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう。
賢い者は、他人の失敗に学ぶ。
愚かな者は、自分の失敗にも学ぼうとしない。
不幸の三原則は、“自己憐憫・責任転嫁・依存心”です。
不幸の三原則、自己憐憫(私はこんな環境や家族で可哀想)、責任転嫁(毒親でこんな環境だから私はこうなった)、依存心(親なのに家族なのに何もしてくれない)とか…
イヤイヤそんな事ない!なんて思ってたら…幸せになれない。
分析して 受け入れなたらすご〜く楽に。
自己憐憫、責任転嫁、依存心で自分の首を絞めて不幸と決めつけてる(思いぐせ)
そのことに気づかないのが不幸。
https://hashira.exblog.jp/16887364/
澤田秀雄(旅行会社HISの創業者)
暗い人でも日ごろから大きな声で挨拶をし、前向きな言葉を使うようにしていれば、次第に考え方が楽観的になって、性格も明るくなります。実際、私はそうやって変わった人を何人も見てきました。
デール・カーネギー(実業家・作家)
人に好感を持たれたければ、誰に対しても挨拶をすることだ。挨拶ほど簡単でたやすいコミュニケーション方法はない。
「人を説得する12原則」
1.議論を避ける
2.誤りを指摘しない
3.誤りを認める
4.穏やかに話す
5.“イエス”と答えられる問題を選ぶ
6.しゃべらせる
7.思いつかせる
8.人の身になる
9.同情を寄せる
10.美しい心情に呼びかける
11.演出を考える
アルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医)
アドラー心理学とは、オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーが
提唱した心理学で、アルフレッド・アドラーが提唱したテーマ、
「人は目的のもと生きている、幸せになるには勇気を持つことだ」
という思考から成る
アドラー心理学の特徴は、つぎの4つ
1 目的論
2 ヨコの関係
3 課題の分離
4 勇気付け
1.目的論
人間の行動にはすべて目的があり、自分が現在置かれている状況は
自分の目的を達成するために自らが選択した道である
「今の自分の状況は、自分が選択してきた道だ」
2.ヨコの関係
ヨコの関係とは、横並びに位置した人たちがお互いに、信頼関係を
築き、尊敬し合うという関係が構築されていること
ヨコの関係では、自分以外の人を対等な立場と見なすため、
共同体感覚を生み出します
3.課題の分離
課題の分離とは、同質ではないが対等な関係にある他者が
持っている課題と、自分の持っている課題を分離させること
ヨコの関係が築ければ、他者に劣等感や忖度感情を持つ必要が
なくなる。その上で、課題が自分の課題でないと判断できたら、
「これは他者の課題だ」と考えを整理して、
他者の課題に介入しすぎない
ようにする
「自分の課題に自分で答えていく」
「自分の課題に対して行うのは、解決方法を決定するだけ」
「自分の問題は誰への忖度もなく、自分で解決してよい」
4.勇気づけ
勇気づけとは、困難を克服するための内なる活力のこと
アドラー心理学が別名「勇気の心理学」と呼ばれている点
からも分かる通り、
勇気付けによって、自分の目的や行動が変わることで
新しい自分を構築できる
勇気づけは他者に対しても発信でき、他者が自分自身
の力で生きていけるようサポートすることも含めた言葉と
解釈されている
「対等な立場でお互いを尊重しながら、
新しい一歩を踏み出す勇気」
これこそがアドラー心理学の神髄
「自分を変えて将来を変える」
「いずれにせよ、今の自分の状況は、
自分の目的を達成するために、
自分が選択してきた道だ」
「陰口を言われても嫌われても、あなたが
気にすることはない。相手があなたを
どう感じるかは相手の課題なのだから。」
「それが「あなたの課題」ならば、たとえ親に
反対されても従う必要はない。自分の課題に
足を踏み込ませてはいけないのだ。」
カッときて自分を見失い怒鳴ったのではない。
相手を支配するために、怒りという感情を創り
出し利用したのだ
あなたのために他人がいるわけではない。
「〇〇してくれない」という悩みは自分のこと
しか考えていない何よりの証拠である
健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。
不健全な人は、相手を操作し変えようとする
「親が悪いから」「パートナーが悪いから」
「時代が悪いから」「こういう運命だから」
責任転嫁の典型的な言い訳である
あなたが悩んでいる問題は本当にあなたの問題だろうか。
その問題を放置した場合に困るのは誰か、
冷静に考えてみることだ
感情は車を動かすガソリンのようなものだ。
感情に支配されるのではなく、利用すればいい
自分だけでなく仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く相手に与えること。
それが幸福になる唯一の道だ
できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。
今の自分を認める勇気を持つ者だけが、
本当に強い人間になれるのだ
自分の不完全さを認め、受け入れなさい。
相手の不完全さを認め、許しなさい
幸せの三要素は、
⑴自分自身が好きであること
⑵良い人間関係を持っていること
⑶人や社会に貢献していること
劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す弱虫は多い。
しかし、劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数知れない
「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない。
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、
与えられたものをどう使いこなすかである
「暗い」のではなく「優しい」のだ。
「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。
「失敗ばかり」ではなく「たくさんのチャレンジをしている」のだ
楽観的でありなさい。過去を悔やむのではなく、
未来を不安視するのでもなくいま現在だけを見なさい
未来は自分で決めて行ける。目的の持ち方で未来は変えられる。
過去の解釈の仕方で今は変えられる
人は失敗を通じてしか学ばない
叱られたり、ほめられたりして育った人は、叱られたり、
ほめられたりしないと行動しなくなる。
そして、評価してくれない相手を敵だと思うようになるのだ
「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返すだろう
福沢諭吉
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。
(「学問のすすめ」)