(作図) 大円周上に任意に点Aをとる。 点Aから小円に接線を1本引き,接点を Tとする。 点Aから∠ATOの二等分線に下ろした 垂線の足をHとする。 点Aを中心,半径AHの円と小円との 交点の一方をBとする。 ABの延長が再び小円と交わる点をC, さらに,大円と交わる点をDとすれば 求める大円の弦ADが作図できる。 (証明) 大円,小円の半径をそれぞれr1,r2とする。 すなわち,OA=r1,OB=OC=r2 いま,AB=BC=xとおき,△OCAに中線定理を適用すると, r12+r22=2(x2+r22) x>0より,x=√(r12-r22)/√2 ・・・① また,AT=√(OA2-OT2)=√(r12-r22) ・・・② ①,②より AB:AT=1:√2 よって,ABを1辺とする正方形の対角線がATとなるから, 上記の作図で求める大円の弦ADが作図できる。 | ![]() |
線分ACを1:2に内分する点Eと, 外分する点Fを直径の両端とする 円(アポロニウスの円)と 線分BDを3:4に内分する点Gと, 外分する点Hを直径の両端とする 円(アポロニウスの円)との交点のうち, 正方形内の点をPとすればよい。 (補足) A(0,1),B(0,0),C(1,0),D(1,1)のとき, P(3(-46+11√39)/274,3(79-4√39)/274) | ![]() |
円Aのlに関する対称な円をCとし, 2円C,Bの共通接線LEを引いて, lと交わる点をPとし,Pを求めてから 円に接線PD,PEを引けばよい。 また,一般に,共通接線は4本ある から,題意を満たす点は4つある。 図では,P,Q,R,S。 | ![]() |
(証明)
2円O,Pの半径をそれぞれr1,r2,OP=dとする。 接点に図のように記号をつけ,弦AB,CDとOPとの交点を それぞれI,Jとすると,AI=IB,CJ=JDである。 △AOI∽△POGより OA:OP=AI:PG r1:d=AI:r2より AI=r1r2/d ∴AB=2r1r2/d ・・・① 同様に,△CPJ∽△OPEより PC:PO=CJ:OE r2:d=CJ:r1より CJ=r1r2/d ∴CD=2r1r2/d ・・・② ①,②より AB=CD(終証) | ![]() |
<マッシェローニの作図> ①AおよびBを中心として,半径ABの円を描き, 交点の1つをCとする。 ②同じ半径でCを中心の円とBを中心の円との 交点のうちAでない方をDとする。 ③同じ半径でDを中心の円とBを中心の円との 交点のうちCでない方をEとする。 ④Aを中心,半径AEの円とEを中心,半径ECの 円との交点をF,Gとする。 ⑤FおよびGを中心としてEを通る円を描くと, その交点のうちEでない方が求めるABの中点 Mである。 | ![]() |
DCの延長上にAC∥BGとなる点Gをとる。 DEの延長上にAE∥FHとなる点Hをとる。 GHの中点をMとし,AD∥MPとなる点Pを 辺上にとればよい。 | ![]() |
弦の長さを用意するために,POの延長上に点Qを 2PO=PQ=8となるようにとる。 PQの長さで弦RSを任意に作図する。 点Oを中心とし,弦RSに接する円①を描く。 点Pを通り円①に接する直線が円Oとの交点をA,Bとする。 図のように2通り作図ができる。 | ![]() |
2円の中心であるO,Pの中点をMとする。 Mを中心に半径AMの円を描き,円Pとの 交点のうち,図に示した方をDとする。 ADを引き,B,Cが求められる。 (証明) O,PからADに下ろした垂線の足をそれ ぞれE,Fとすると,AE=BE,CF=DF, OE∥PFとなる。 点NをEF上に,OE∥MNとなるようにとる。 MはOPの中点であるから, NはEFの中点となるので,EN=FN ・・・① また,△AMN≡△DMNより AN=DN ・・・② ①,②より AN-EN=DN-FN AE=FD よって AB=CD(終証) | ![]() |
(作図) 線分AB,CDを直径とする円を作る。 図のように,半円弧の中心をそれぞれM,Nとする。 直線MNをそれぞれ他の半円弧とP,Rで交わらせ, PB,RCの交点をQ,PA,RDの交点をSとすれば, 四角形PQRSが求める正方形となる。 (証明) △PQRについて, ∠QPR=∠BPM=∠BAM=45° (∵△MABは直角二等辺三角形) 同様に,∠QRP=∠CRN=∠CDN=45° (∵△NCDは直角二等辺三角形) よって △PQRは直角二等辺三角形 同様に,△PSRも直角二等辺三角形 しかも,△PQR≡△PSR 四角形PQRSは4辺が等しく,対角がそれぞれ90° であるから,正方形となる。 | ![]() |
与えられた円をOとする。 PQの中点Mを中心,半径PMの円と円Oとの交点をA,Dとする。 AP,AQと円Oとの交点をそれぞれB,Cとすると, △ABCは直角三角形となる。 同様に,DP,DQと円Oとの交点をそれぞれE,Fとすると, △DEFは直角三角形となる。 | ![]() |
点Bを通る直線を図のようにEFとし, 線分EFの中点をMとする。 一方の円周上の点Cを, CE∥AMとなるようにとり, CAともう一方の円との交点を Dとすれば,AC=ADとなる。 (証明) ∠CEB=∠AMF ・・・①(CE∥AM) ∠CEB=∠BAD(四角形ACEBは円に内接する) =∠DFG ・・・② (GはBFの延長上の点で,四角形ABFDは円に内接する) ①,②より ∠CEB=∠AMF=∠DFGであるから CE∥AM∥DF よって,ME=MFであるからAC=AD | ![]() |
AからBCに下ろした垂線の足をHとし,AHの中点を Mとする。 BCの延長上に点Nを,CN=HMとなるようにとる。 BNの中点Pを中心,半径BPの円を描く。 円周上の点DをDC⊥BCとなるようにとる。 このとき,CDが求める正方形の一辺となる。 (証明) 図で,△DBC∽△NDCであるから DC2=BC・CN BC=a,AH=hとおくと,△ABC=(1/2)ah また,DC2=a(h/2)=(1/2)ah=△ABC よって,DCは求める正方形の一辺となる。 | ![]() |
点Aを通り,BCに平行な直線上に,点Fを ∠FCB=60°となるようにとる。 BC上に,CF=CGとなる点Gをとると, △CFGは正三角形となる。 BGを直径とする円に接線CTを引く。 Cを中心,半径CTの円を描き,CFの延長と の交点をD,BCとの交点をEとすると, △CDEは求める正三角形となる。 (証明) △ABC=△FBC(等積変形) △CDE/△FBC=CD・CE/CF・CB=CT2/CG・CB=1 (方べきの定理より) よって △ABC=△CDE | ![]() |
(証)<中学生向け> 便宜上,BC=a,CA=b,AB=cとおくと, c2=a2+b2である。 CBの延長上に点Jを,BJ=aとなるようにとり, CAの延長上に点Kを,AK=bとなるようにとる。 △BDG≡△BAJ(2辺夾角相等)より,DG=AJ △AHE≡△AKB(2辺夾角相等)より,EH=BK DG2+EH2 =JA2+BK2 =(JC2+CA2)+(BC2+CK2) ={(2a)2+b2}+{a2+(2b)2} =5(a2+b2) =5c2 =5AB2 (終証) (別証)<高1向け> cosA=b/c,cosB=a/c △BDGに余弦定理を適用すると DG2=c2+a2-2cacos(180°-B)=3a2+c2 同様に,△AHEについて EH2=b2+c2-2bccos(180°-A)=3b2+c2 DG2+EH2 =3a2+c2+3b2+c2 =3(a2+b2)+2c2 =5c2 =5AB2 (終証) | ![]() |
(作図) 点BからACに下ろした垂線の足をHとする。 HCを直径とする円に接線ATを引く。 ただし,Tは接点である。 AC上に点Eを,AE=ATとなるようにとる。 ABの延長上に点Dを,DE⊥ACとなるようにとる。 このとき,△ABC=△ADE (証明) 方べきの定理より AT2=AH・AC AT=AEであるから AE2=AH・AC 変形すると AE/AC=AH/AE …① ここで,△ABH∽△ADEであるから AH/AE=BH/DE …② ①,②より AE/AC=BH/DE (1/2)AE・DE=(1/2)BH・AC よって △ADE=△ABC(終証) | ![]() |
(1) EDの延長上に点FをBF∥ADとなるようにとり, DEの延長上に点GをCG∥AEとなるようにとる。 このとき,五角形ABDEC=△AFG(等積変形)となるので, FGの中点をPとすれば,APは五角形を二等分する。 (1)(別解)BC,DEの中点をそれぞれM,Nとおくと, 線分AM,MNで五角形の面積は二等分される。 よって,DE上に点Pを,MP∥ANとなるようにとると, 線分APは五角形を二等分する。 (2) AからDEに下ろした垂線の足をH, BCとAH,AD,AEとの交点を順にI,J,Kとする。 △ABCにおいて,CA=2aとおくと,仮定より AB=2√3a,BC=4a,∠CAB=90° また,AI=√3a,BI=3a,IC=aとなる。 今,FD=BJ=x,EG=KC=yとおくと, △BDJ∽△IAJより,x:(3a-x)=4a:√3a ∴ x=12a/(4+√3)…① 同様に,△CEK∽△IAKより,y:(a-y)=4a:√3a ∴ y=4a/(4+√3)…② DP=FP-x=FG/2-x=(x+4a+y)-x={4a-(x-y)}/2 PE=4a-DP={4a+(x-y)}/2 ①,②より x-y=8a/(4+√3)であるから DP:PE={4a-8a/(4+√3)}/2:{4a+8a/(4+√3)}/2 =(2+√3):(6+√3)=1:(9-4√3) よって k=9-4√3 …(答) | ![]() |
(1) BC,DEの中点をそれぞれM,Nとおくと, 線分AMとMNで五角形の面積は二等分される。 よって,DE上に点Pを,MP∥ANとなるようにとると, 線分APは五角形の面積を二等分する。 (2) AI=h,PN=xとおくと, DP=a/2-x,PE==a/2+x △MPN∽△ANHより,PN:MN=NH:AH x:a=(a/2-IC):(a+h) x=a(a/2-IC)/(a+h) DP=a/2-a(a/2-IC)/(a+h)=(ah/2+a・IC)/(a+h) =(S1+S3)/(a+h) PE=a/2+a(a/2-IC)/(a+h)={ah/2+a(a-IC)}/(a+h) =(S1+S2)/(a+h) よって DP:PE=(S1+S3)/(a+h):(S1+S2)/(a+h) =(S1+S3):(S1+S2) (終証) 【補足】高校1年生なら,次式のようにも変形できる。 DP:PE=(1+2/tanC):(1+2/tanB) ∵)S1+S3=S1(1+S3/S1) =S1(1+a・bcosC/{(1/2)absinC})=S1(1+2/tanC) 同様に,S1+S2=S1(1+2/tanB)と変形できる。 | ![]() |
PSなど4つの直線と正方形の4辺との交点を, 図のようにE,F,G,H,I,J,K,Lとする。 △SDNと△SBCにおいて,△SDN∽△SBCで, DN:BC=1:2であるからSD:SB=1:2 ∴DJ:JC=1:2…①,DK:KA=1:2…② 同様に,△QBM∽△QDAで BQ:QD=1:2であるから ∴BF:FA=1:2…③,BG:GC=1:2…④ AD∥EJ∥FI∥BC,AB∥LG∥KH∥DCと①~④から E,F,G,H,I,J,K,Lは各辺の3等分点となる。 よって,正方形は4つの直線PS,QR,PQ,SRに よって9個の合同な正方形に分割される。 | ![]() |
AL⊥MNが証明できれば, ∠APM=∠APN=∠LPM=∠LPN=90°となるので, AM,AN,LM,LNを直径とする4円は1点Pで交わる。 いま,正方形ABDCをつくり,ALとDCとの交点を Eとすると,△LAB∽△LECである。 △AECについて, AC:EC=AB:EC=BL:CL=m:n,∠ACE=90°…① また,△NMAについて, NA:MA=CM:MA=m:n,∠NAM=90°…② ①,②より,△AEC∽△NMAであるから,∠EAC=∠MNA ∠APM=180°-(∠MAP+∠AMP) =180°-(∠MNA+AMN) =180°-(180°-90°)=90° 従って AL⊥MNとなるので, AM,AN,LM,LNを直径とする4円は1点Pで交わる。 | ![]() |
4h1h2√(a12+b12)√(a22+b22)/|a1b2-a2b1| (補足)四角形は平行四辺形となる。 (例題)2直線x+2y-6=0…①,x-3y+4=0…② への距離がそれぞれ2,3である点を頂点と する四角形の面積を求めよ。 (答)24√2 | ![]() |
△CHD≡△AGD(2角夾辺相等)であるから AG=CH=b,AH=AC-HC=(a+b)-b=a △AGHに三平方の定理を適用して, GH=√(a2+b2) △DHGは直角二等辺三角形であるから, GD=GH÷√2=√(a2+b2)/√2 次に,∠AFD=∠ABD=45°より, 四角形AFBDは円に内接する。 方べきの定理より,FG・GD=AG・GB FG=AG・GB/GD=ab√2/√(a2+b2) FD=FG+GD=ab√2/√(a2+b2)+√(a2+b2)/√2 =(a+b)2/√{2(a2+b2)} よって EF=√2・FD=(a+b)2/√(a2+b2)…(答) (例) BG=4,CH=3のとき,EF=49/5 BG=√3,CH=1のとき,EF=2+√3 | ![]() |
仮定より ∠GFE=∠GDE・・・① ∠BEA=∠BDA=90°より 4点A,B,E,Dは同一円周上にある。 ∠BAE=∠BDE=∠GDE・・・② ①,②より ∠BAE=∠GFEであるから AB∥FG・・・③ CFの延長とABとの交点をHとすると △AFC≡△AFHであるから FC=FH ③より CG:GB=CF:FH=1:1 よって,GはBCの中点である。 | ![]() |
(証)△FBDを,点Fを中心に90°回転させ,△FGHとする。 まず,四角形HFDEが正方形となることを証明する。 ∠EDF=∠DFH=90°・・・①より DE∥FH・・・② 仮定より,DE=FD=FH・・・③ ②,③より,一組の対辺が等しく平行であるから, 四角形HFDEは平行四辺形となる。 ①より四角形HFDEは正方形となる。 次に,△ECDと△EGHについて CD=BD=GH・・・④ ED=EH・・・⑤ ∠CDE=180°-(90°+∠BDF)=180°-(90°+∠GHF) =90°-∠GHF=∠GHE ∠CDE=∠GHE・・・⑥ ④~⑥より,2辺とその間の角がそれぞれ等しいから △ECD≡△EGH ∴ EC=EG 四角形AFGEについて ∠AEG=360°-(∠EAF+∠AFG+∠FGE) =360°-{∠A+90°+(∠B+∠C)}=90° よって△AEGは直角三角形となる。 また,△AFGも△AEGの斜辺を共有する直角三角形であるから AE2+EG2=AF2+FG2 ここで,EG=EC,FG=FBであるから, AE2+EC2=AF2+FB2(終証) | ![]() |
仮定より,4点C,E,F,BはDを中心とする同一円周上にある。 四角形CEFBの内角は,対角の外角に等しいから ∠B=∠AEF・・・① △DCEは二等辺三角形であるから,∠C=∠DEC・・・② ∠EAF=∠A=180°-(∠B+∠C) =180°-(∠AEF+∠DEC) ∵①,②より =∠FED=∠EFD ∵△DEFは二等辺三角形より よって ∠EAF=∠FEDとなるから,接弦定理の逆より DEは△AEFの外接円の接線となる。 同様に,∠EAF=∠EFDとなるから,接弦定理の逆より DFは△AEFの外接円の接線となる。 | ![]() |
(1) BFA=5 右の図で,AB2+FC2=AC2+FB2となる。 点Gを四角形BGCFが平行四辺形となるよ うにとると,三平方の定理より明らか。 (2) BC=3√5 四角形ABGCは円に内接するので,トレミー の定理を使うと簡単。 | ![]() |
AB=13 (一般に)AD=p,BD=q,CD=rのとき, 頂点Aを中心,半径ABの円を描き, ADと円との交点をE,Fとする。 AB=xとおくと,方べきの定理より DE・DF=DB・DC (x-p)(x+p)=qr x2=p2+qr x>0より x=AB=√(p2+qr) | ![]() |
(作図) 2円の接点をC, OC上に点DをCP=CDとなるようにとり, OPの中点をEとする。 中心O,半径ODの円と中心E, 半径OEの円との交点をFとする。 OFの延長と円Oとの交点をA, FPに垂直で点Pを通る直線と円Pとの交点を 図のようにBとすると, 線分ABが共通接線となる。 (証明) OPは,円Eの直径であるから∠OFP=90°・・・① ∠FPB=90°(仮定)・・・② ①,②よりAF∥BP・・・③ また,仮定より,AF=CD=CP=BP・・・④ ①,③,④より,四角形AFPBは長方形となる。 よって OA⊥AB,PB⊥ABより, 線分ABは,2円の共通接線となる。 ※OPに関して線対称に作図すると,もう一つの共通接線が引ける。 | ![]() |
(1) 線分OPと円O,Pとの交点をそれぞれC,Dとする。 OC上に点Eを,PD=CEとなるようにとり,OPの中点をFとする。 Oを中心,半径OEの円と円Fとの交点をGとすると, ∠OGP=90°となる。 OGの延長と円Oとの交点をA,図のように,GPに垂直で点Pを 通る直線と円Pとの交点をBとすると,ABが2円O,Pの 共通外接線となる。 ※OPに関して線対称に作図すると,もう一つの共通接線が引ける。 ※証明は,前問296と同様なので省略する。 | ![]() |
(2) 線分OPと円O,Pとの交点をそれぞれC,Dとする。 CP上に点Eを,PD=CEとなるようにとり,OPの中点をFとする。 Oを中心,半径OEの円と円Fとの交点をGとすると, ∠OGP=90°となる。 線分OGと円Oとの交点をA,図のように,GPに垂直で点Pを 通る直線と円Pとの交点をBとすると,ABが2円O,Pの 共通内接線となる。 ※OPに関して線対称に作図すると,もう一つの共通接線が引ける。 ※証明は,前問296と同様なので省略する。 | ![]() |
4個の正三角形の重なった図形Xは,AMに関して対称である。 ABとLKの交点をP,ACとKLの交点をQとすると, △APQは正三角形となる。 DEとBCの交点をR, GHとEFの交点をS, JKとHIの交点をT, ABとFE,IHの交点をそれぞれU,Vとする。 平行四辺形の対辺は等しいから AB+RE+SH+TK=AP BR+ES+HT+KM=PM 図形XのAMに関して左側のまわりの長さは, 正三角形APQのAMに関して左側のまわりの長さに等しい。 よって,この図形Xのまわりの長さ6は正三角形APQの まわりの長さに等しい。 AP=6÷3=2 AP:AM=2:√3であるから AM=√3・・・(答) | ![]() |
頂点A,Bから対辺に下ろした垂線の足をそれぞれD,E, ABの中点をF,△ABCの外接円とCGの交点をKとする。 四角形AKBSは平行四辺形となり,FはABの中点であるから, SKの中点でもある。 △SKCにおいて,Jは中線SG,CFの交点であるから重心で, △ABCの重心と一致する。 よって,△ABCの垂心Sと重心Jと外心Gは1直線上にあり, SJ:JG=2:1である。 | ![]() |
(作図) 右図のように,BAとCDの交点をE,ADとBCの交点をF, ∠BEC,∠AFBの二等分線と4辺との交点をI,G,H,J とすると,四角形GHIJはひし形となる。
EGとFJの交点をKとする。 △JBF∽△HDFであるから, ∠EJH=∠JBF+∠BFJ=∠HDF+∠DFH=∠EHJ よって△EJHは二等辺三角形となるから, JK=KH,EK⊥JH・・・① 同様に,△GBE∽△IDEであるから, ∠FGI=∠GBE+∠BEG=∠IDE+∠DEI=∠FIG よって△FIGは二等辺三角形となるから, IK=KG,FK⊥IG・・・② ①,②より四角形GHIJにおいて,対角線が垂直で, 互いに他を二等分しているのでひし形となる。 | ![]() |