■趣味の数学問題集・A問題の答

  1. △ACE=b(a+b)/(a-b)

  2. △ABC=a(2a+b)/2,
    △ABC=15

  3. △ABC=3b√(a2-b2)/2

  4. ひもをπ:4に内分するところで切って,πの比の長さで切ったひもで円を,
    残りのひもで正方形を作ったとき,その面積和は最小となる。
    ※解答→こだわり数学20

  5. V=√ {(p-a2)(p-b2)(p-c2)}/24
    ただし,p=(a2+b2+c2)/2
    ※解答→こだわり数学24

  6. xy=yx
    ※解答→こだわり数学35のNo.5

  7. 735
    解答例→こちら

  8. r1:r2:r3:r4=1:2:3:4
    解答例→こちら

  9. (1) 39a/320
     (=0.121875a)
    (2) 3(-56-33√3+16√13+9√39)a/16
     (=0.138024a)
    解答→こちら

  10. (1) 略(線分比の定理を使うと中学生でも証明できる。)
    (2) (1)と同様
    (3) (1)と同様

  11. OA1=256/77,OB1=63/32

  12. e=3a/8
    f=a/6
    g=a/16
    h=3a/56
    i=(27-12√2)a/98
    j=(45-24√2)a/194
    k=(7-2√6)a/25
    l=(93-54√3)a/313

  13. 2074
    ※因みに,n=66である。

  14. (n+1)/2

  15. (1) 39(7-3√3)a/1232
    (2) 3(-845-585√3+338√10+156√30)a/2704

  16. (証明)

    扇形CBDをCDに関して対称移動し,移動した点Bを点Gとする。
    ∠BFG=90°,∠BEC=90°である。
    ∠ABF=∠FGC=∠GFC=90°-∠BFE
    ∠EBF=180°-(90°+∠BFE)=90°-∠BFE
    よって ∠ABF=∠EBF (終証)

  17. 正方形の1辺 8
    円の半径 √13

  18. (省略)
    (ヒント)△ABCの内心Iは,△DEFの垂心に一致し,それは△LMNの外心に一致することを示す。

  19. EF=13√13
    一般に,BC=a,AC=bのとき,EF=(a2/3+b2/3)3/2


  20. 点Aをl1上に任意にとる。
    点Aを中心としてl3とD,Eで交わる円①を描く。
    点Aを中心として,2点D,Eを同じ方向に60°回転させ,それぞれ点F,Gとする。
    (点Dを中心とする半径DAの円と①の交点がF,点Eを中心とする半径EAの円と①の交点がG)
    FGとl2との交点をB,Aを中心として点Bを逆方向に60°回転させl3上に点Cをとる。
    最後に,AB,BC,CAを引いて,正三角形が作図できる。

  21. (π/2-1)a2

  22. (1) 2a2/(sinα+cosα+1)
    (2) sinα=3/5,4/5

  23. (1) (9√2-6√3+2√6)/6
    (2) (-9+8√3)/4

  24. (1) √3a2/6
    (2) 11√3a2/60
    (3) 3√3a2/20
    (4) 2√3a2/15
    ※補足
     (1):(2):(3):(4)=10:11:9:8 であるから
     右の図より,次のことが分かる。
     (1)+(2)+(3)=(2)×2+(4)=(正六角形)/3


  25. (1) a2/20
    (2) 3a2/20
    (3) a2/5

  26. 180°×(n-4)

  27. 180°



  28. 21007i



  29. ABの中点Dを中心に点Aを90°回転させた点をEとする。
    Eを中心とする半径EAの円①を描く。
    点Aを中心に点Cを60°回転させた点をFとする。
    Fを中心とする半径FAの円②を描く。
    このとき,2円①,②の交点のうち,点Aでない方が点Pとなる。
    もう一つの点Qも同様に作図できる。
    (証明)
    円①について,中心角と円周角の関係より
    ∠AEB=90°であるから,∠APB=45°となる。
    また,円②についても同様に
    ∠AFC=60°であるから,∠APC=30°となる。

  30. (4+√2)a2/21

  31. 与えられた同心円を外側からC1,C2,C3とする。
    C1上に任意に点Aをとり,AO=APとなる点Pを円C1上に1つとる。
    点Pを中心に円C3の半径で円弧を描き,円C2との交点を図のようにB,Dとする。
    (1) 点Aを中心にABを半径とする円弧を描き,円C3との交点をCとする。
    (図のように交点は2個あるが,図の方をCとする。)
    このとき,△ABCが正三角形となる。
    (2) 点Aを中心にADを半径とする円弧を描き,円C3との交点をEとする。
    (図のように交点は2個あるが,図の方をEとする。)
    このとき,△ADEが正三角形となる。
    (証明)
    (1) △AOC≡△APB(3辺相等)であるから,∠PAB=∠OAC・・・①
    また,点Pのとり方から,△APOは正三角形より ∠PAO=60°・・・②
    ①,②より ∠BAC=60°
    AB=ACより △ABCは正三角形となる。
    (2) △AOE≡△APD(3辺相等)であるから,∠PAD=∠OAE・・・③
    また,点Pとり方から,△APOは正三角形より ∠PAO=60°・・・④
    ③,④より ∠DAE=60°
    AD=AEより △ADEは正三角形となる。

  32. (ア) (√6-√2)r/2
    (イ) (√6-√2)r/2
    (ウ) √{(21-6√3)/37}r

  33. (証) AHとBCとの交点をD,BHとCAとの交点をE,
    COの延長と△ABCの外接円の交点をFとする。
    △CFBにおいて,OはCFの中点,MはCBの中点であるから
    中点連結定理より 2OM=FB・・・①
    FCは直径であるから,∠FBC=90°
    また,∠ADC=90°であるから
    FB∥AH・・・②
    同様に ∠FAC=90°,∠BEC=90°より
    FA∥BH・・・③
    ②,③より四角形FBHAは平行四辺形となるから
    FB=AH・・・④
    ①,④より AH=2OM(終証)
    (別証) AOを延長し,△ABCの外接円との交点をDとすると,
    四角形HBDCは平行四辺形となる。
    (∵BH⊥CA,DC⊥CAよりBH∥DC,同様にCH∥DB)
    よって,DHの中点はMとなる。
    △DHAにおいて,M,OはそれぞれDH,DAの中点である
    から,中点連結定理より,AH=2OM(終証)

  34. 点Bから直線n,m,l,kに下ろした垂線の足をそれぞれH,I,J,Kとする。
    図のように,点L,Gを,BK上にBL=HI,LG=JKとなるようにとる。
    AGと直線kとの交点をC,Cから直線lに下ろした垂線の足をDとし,
    DLと直線mとの交点をE,Eから直線nに下ろした垂線の足をFとする。
    最後に,AC,CD,DE,EF,FBをつなぐと得られる。
    (証明略)
    A問題144の解答を参考にせよ。

  35. √2 a/√(1/sin2α-2/sin2β+1/sin2γ)
    ※ sinをtanに変えても同じ。

  36. a√(e2-a2)/4

  37. 点GをBの上方に次のようにとる。
    BG⊥n,BGの長さは平行な2直線m,nの距離。
    点HをGの上方に次のようにとる。
    GH⊥l,GHの長さは平行な2直線k,lの距離。
    AHと直線kとの交点をC,Cから直線lに下ろした垂線の足をDとし,
    DGと直線mとの交点をE,Eから直線nに下ろした垂線の足をFとする。
    最後に,AC,CD,DE,EF,FBをつなぐと得られる。

  38. (AからB)
    Bの上方に点Pを,BPが川幅で,BP⊥lとなるようにとる。
    APと川岸kとの交点をDとし,Dから川岸lに下ろした垂線の足をEとする。
    (BからC)
    Cの上方に点Qを,CQが川幅で,CQ⊥nとなるようにとる。
    BQと川岸mとの交点をFとし,Fから川岸nに下ろした垂線の足をGとする。
    (CからA)
    Qの上方に点Rを,QRが川岸k,lの川幅で,QR.⊥lとなるようにとる。
    ARと川岸kとの交点をKとし,Kから川岸lに下ろした垂線の足をJとする。
    あとは,AD,DE,EB,BF,FG,GC,CH,HI,IJ,JK,KAを繋ぐと最短経路が
    得られる。

  39. (1) 1/3
    (2) 3-2√2

  40. (11√3+3√11)/2
    Hint:PQ=2xとおいて,正三角形の高さを方程式で表す。

  41. √3[2a+3b+c+√{(b+c)(4a-3b+c)}]/2

  42. AE=3
    一般に,BE=a,EC=bのとき,AE=√{a(2b-a)}

  43. (略)

  44. BC=a,△ABCの高さをhとすると,△ABC=(1/2)ah。
    BQ=ka(0<k<1)とおくと,
    △PBQ,△RQCの高さはそれぞれkh,(1-k)hとなる。
    平行四辺形APQR
    =△ABC-(△PBQ+△RQC)
    =△ABC-{(1/2)ka・kh+(1/2)(1-k)a・(1-k)h}
    =△ABC-(1/2)ah{k2+(1-k)2}
    =△ABC-△ABC{2(k-1/2)2+1/2}
    =△ABC{1/2-2(k-1/2)2
    よって,k=1/2のとき,面積は最大となる。
    このとき,点QはBCの中点である。

  45. 点Aから直線lに下ろした垂線の足をHとする。
    AHの垂直二等分線と円との交点を図のようにB,Dとする。
    題意に適する点はB,Dの2つある。
    (証明)BD∥lであるから
    AB:BC=AM:MH=1:1,
    AD:DE=AM:MH=1:1 (終証)

  46. 円Oの半径をrとする。
    点Pを中心,半径2rの円と円Oの交点の一つをCとする。
    COの延長と円との交点をB,PBと円との交点をAとする。
    (証明)
    △PCAと△BCAにおいて CP=CB
    BCは直径であるから ∠CAB=90°
    よって ∠CAP=90°
    △CBPはCP=CBの二等辺三角形であるから
    ∠CPA=∠CBA
    よって △PCA≡△BCA
    従って PA=AB (終証)

  47. 点Bの点Oに関する対称点をEとする。
    AEの垂直二等分線と円との交点をCとする。
    COの延長と円との交点をDとすれば,AC=BDとなる。
    (証明)点Bの点Oに関する対称点をEとすると
    BO=EO,OD=OC,∠BOD=∠EOCより
    △OBD≡△OEC
    よって BD=EC・・・①
    ABの中点をM,ABの垂直二等分線と円との交点をCとすると,
    △CEM≡△CAMより EC=AC・・・②
    ①,②より AC=BD (終証)

  48. PHと直線lとの交点をQとする。
    Hを中心,半径QHの円に点Pから図のように接線を引き,
    直線l,mとの交点をそれぞれA,Bとし,PBを結ぶとよい。
    (証明)
    △BHAにおいて,∠BHA=∠QAH(錯角)・・・①
    ∠BAH=∠QAH・・・②
    (∵AHは∠QABの二等分線であるから)
    ①,②より ∠BHA=∠BAH
    よって △BHAは二等辺三角形であるから
    AB=BH (終証)