(証明) ∠AEB=90°・・・①である。 (∵)△ADEにおいて,∠ADE=∠ACB=60°,AD:DE=2:1より。 ∠AFB=90°・・・②である。 (∵)AFは正三角形の中線となる。 ①,②より,4点A,B,F,EはABを直径とする同一円周上にある。 よって,円周角の定理より, ∠BEF=∠BAF=∠BAC/2=60°/2=30°(終証) (補足) 点DがCからAまで動くと,点EはABを直径とする円の弧AF上を,FからAまで動く。 | ![]() |
(1) 40° (解説) ∠OEB=90°,∠OGB=90°より 円周角の定理の逆より 4点O,E,G,Bは同一円周上にある。 よって,∠CBE=∠GBE=∠GOE(円周角)=40° (2) (証明) △OHBと線分BCについて,∠BOH=∠HBC=40° 線分BCは,△OHBの外接円の接線で,点Bは接点となる。 (接弦定理の逆) よって,方べきの定理より,CH×CO=CB2 (3) y2=1-1/x (解説) (2)より,CH×2=(2y)2 ∴ CH=2y2 △HOE∽△COFより OH:OC=OE:OF ここで,OH=OC-CH=2-2y2, OC=2,OE=1,OF=xであるから (2-2y2):2=1:x x(2-2y2)=2 よって,y2=1-1/x・・・① (4) x3-3x-1=0 (解説) 直角三角形COFに三平方の定理を適用すると x2+y2=22 これに,①を代入すると x2+1-1/x=4 よって,x3-3x-1=0 (補足) この方程式を角の三等分方程式という。 | ![]() |
S | BE | |
(1) | 12 | √3 |
(2) | 56 | 3√14/2 |
(3) | 130/7 | √910/13 |
(4) | 40 | √10/2 |
S | BE | |
(1) | a+√(a2+4ab-4b2) | 2b/√{a+√(a2+4ab-4b2)} |
(2) | 2a+c | {a±√(a2-2ac-c2)}/√(2a+c) |
(3) | 2b(2b+c)/(2b-c) | √[{2b(2b-c)/(2b+c)}] |
(4) | b+d+√(b2+6bd+d2) | 2b/√{b+d+√(b2+6bd+d2)} |
(解) 図のように5つの線分AO1,BO1,O1On,COn, AOnで△ABCを4つに分割して面積を考える。 求めるn個の等円の半径をxとおき, △ABCの面積をS,△ABCの内接円の半径を r,s=(a+b+c)/2とおくと,S=rsとなる。 BC=aを底辺としたときの高さをhとおくと, S=ah/2よりh=2S/a=2rs/aである。 S=△O1AB+△OnCA+△AO1On+台形O1BCOn rs=cx/2+bx/2+2x(n-1)(h-x)/2+{2x(n-1)+a}x/2 =(a+b+c)x/2+(n-1)xh =sx+(n-1)x×2rs/a ∴x=ar/{a+2(n-1)r}・・・(答) | ![]() |
(証明) 点Gを,FDの延長上にFD=DGとなるようにとる。 四角形FBGCは対角線が互いに他を2等分するので,平行四辺形である。 ∴ 中線CF=GB △BCAで中点連結定理より,FD∥AC,FD=AC/2 したがって DG∥AE,DG=AEより四角形ADGEは1組の対辺が平行で等しいので平行四辺形である。 ∴ 中線AD=EG ゆえに △BGEは3つの中線を3辺とする三角形である。 D,E,FはBC,CA,ABの各中点であるから △AFE≡△FBD≡△DEF≡△EDC=△ABC/4 DはFGの中点であるから △DGE=△DEF=△ABC/4 △DBG=△FBD=△ABC/4 また,FE∥BCであるから △DEB=△FBD=△ABC/4 よって △BGE=△DGE+△DBG+△DEB =(△ABC/4)×3 =(3/4)△ABC (終証) 別証明→こちら | ![]() |
(1) {4a+b-2√(3a2+2ab)}/2 (2) (例)
| ![]() RからPQに下ろした垂線の足をSとする。 PS=b/2-r,PR=2rより RS=√{(2r)2-(b/2-r)2}=a-2r r<a/2に注意してrについて解くと,(1)の結果が得られる。 |